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Photo: WSL / BRENT BIELMANN

現地時間2021年12月6日(ハワイ)、CS最終戦のハレイワチャレンジャーが終了。

昨日にメンズが一足先に終了していたので、本日はウイメンズラウンドのみ開催となり、優勝を果たしたのはローカルのベティルー・サクラ・ジョンソンとなりました。

今回の記事は、ハレイワチャレンジャーのファイナル、ウイメンズのCSランク確定という事で決定となったCTクオリファイのサーファーなどに関するニュースをお届けします。


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ローカルのベティルー・サクラ・ジョンソン優勝

とても興味深かったオアフ島ノースショアのハレイワ開催となったウイメンズのハレイワチャレンジャー。

イベント開催前にも記しましたが、オアフ島ノースショアはかなり特殊な環境であるものの、近年ではウイメンズのCTイベントがなかったので、ウイメンズはトレーニングする必要がありませんでした。

となると、オアフ島ノースショアをホームとするローカルにとって大いに有利に働くのか、もしくは経験豊富なCTサーファーにはローカルをもってしても勝てないほど実力差があるのか気になっていたためです。

そして蓋を開けてみれば以下の結果となりました。

結果的にローカルが意地を見せる事となりましたが、ベティルーは16歳ということで経験値で考えればそれほどの歴史があるわけではないので、あらゆる点においてサプライズとも言える結果だったと言えます。

初代CS王者はガブリエラ・ブライアン

ウイメンズのCS初代チャンピオンに輝いたのは、ハワイアンのガブリエラ・ブライアン。

実に4戦行われた今季CSイベントにおいて3戦で準優勝を果たすと言う安定した強さを見せました。

今回のハレイワチャレンジャーでも準優勝し、ベティルーと同じくローカルの強さを見せたと言えます。

ガブリエラはオアフ島ではなくカウアイ島出身ですが、カウアイ島のノースショアがホームなのでハードコンディションには慣れているので。

残り3スポットだったCTクオリファイ

ウイメンズのCTクオリファイは、ハレイワチャレンジャー開催前にクオリファイを決めていたのがブリッサ・ヘネシーとガブリエラ・ブライアンの2名。

今イベント中は、昨日となるイベント4日目にケイトリン・シマーズがCTクオリファイを確定。

残り3スポットについてはイベント最終日となった本日決定となり、以下のメンバーとなりました。

2021年CSランキングは以下となります。

ランキングを見る限り、モリー・ピクラムもクオリファイと思いきや、ルアナ・シルヴァと同ポイントとなったため、シングルハイエストポイント争いで敗れる結果となっています。

CTクオリファイしたサーファーの年齢も興味深く、最年長は22歳のブリッサで、残りの20代は21歳のインディアのみで後は全員10代。

19歳のガブリエラ、17歳のルアナ、16歳のベティルーとケイトリンとなっています。

まとめ

ウイメンズはここ数年、ビッグバレルとエアリアルにトライするニュースクールの存在が目立ってきていて、そのニュースクーラーに当たるベティルーとケイトリンがツアー入りを果たすことに。

エアリアルをコンテストに持ち込むと言う点では、30年ほど前のメンズのモーメンタム世代を彷彿させるムーブメントと言えますね。

来シーズンのワールドツアーにおいて、ニュースクーラーがウイメンズのパフォーマンスレベルを高みに上げる活躍を見せてくれるのか注目です。

イベント最終日ハイライト動画

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公式サイト「WSL