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2016年にオーストラリアでモダンウェイブプールの建設計画を発表した「URBNSURF(アーバンサーフ)」。

メルボルン、シドニー、パースでの建設プランで、メルボルンは2017年、シドニーとパースは2018年のオープン予定でした。

なのですが、ウェイブプールの常として建設延期が続き、一つ目となるメルボルンがオープンに至ったのは2020年1月でしたね。

今回の記事は、アーバンサーフシドニーがついに建設スタートとなったニュースをお届けします。


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2018年にオープン予定として計画が発表されていたので、ようやくの建設開始といった感じのアーバンサーフシドニー。

建設地となっているのは、シドニー西部に当たるシドニー中心地から30分圏内のシドニーオリンピックパーク。

建設費5千万ドル規模の同施設は、敷地面接が3.6ヘクタールで、使用する造波装置はメルボルン同様にウェイブガーデン社のザ・コーヴ。

ザ・コーヴは8秒毎に人工波を発生させることが可能で、サーファーは1時間のセッションで10~12本の波に乗れるとのこと。

アーバンサーフシドニーは、目玉となるウェイブプールに加え、以下の施設も併設するそうです。

・ハイパフォーマンスセンター
・ワーキングスペース
・カフェ
・ヨガスタジオ
・家族向けレジャープール
・スケートパーク
・サーフィン専門コーチ常駐のサーフアカデミー
・ビーチカバナ
・サーフショップ
・キッズ向けプレイグランド

すでに建設がスタートしているという事は今後の見通しはある程度決まっていて、オープン予定は2023年前半とのことです。

さて、メルボルンに続いてのシドニーということですが、おそらくメルボルンとシドニーのウェイブプールが世界で一番来場者数が多くなる事でしょう。

サーフィン大国オーストラリアで雇用機会の多い都市部でありながら、海へのアクセスは多少なりとも移動に時間がかかるためです。

さらに言えば、アーバンサーフメルボルンは今年値上げしましたが、それでも上級コースで最も値段が上がる祝日であっても1セッションで89豪ドル(現為替価値で約7,200円)。

日本と比べて最低時給が約2倍近いオーストラリアなので、格安と言えるほどの料金で手軽に利用しようと思えるわけです。

世界的に増加の一途を辿るウェイブプールということで、今後はどのような造波装置メーカーが参入してくるのか楽しみですね。

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公式サイト「URBNSURF

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