南アフリカが誇るワールドクラスのライトポイントでCTイベント会場であるJベイ(ジェフリーズベイ)をホームとするディラン・ライトフット「Dylan Lightfoot」(27歳)。
南アフリカは新型コロナの影響が大きかったので、WHOによるコロナのパンデミック宣言後は時期的に旅をすること自体が現実的ではなかったとか。
そこでトライすることにしたのが、新たな視点からのサーフィン撮影。
今回の動画、ディラン・ライトフットとフィルマーのクリス・ロジャースによるGoProマックスを使った珍しい視点からのサーフィン撮影映像をお届けします。
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撮影方法としては、背中側にGoProマックスを装着するということで、360度カメラの特性を生かしてライディング中のディランのフットポジションなど確認できるのがポイント。
通常のGoProマウスマウントでは、フットポジションを確認することはできないので、GoProマックスを使った撮影における最大のメリットと言えるでしょう。
360度カメラのGoProマックスを使えば、超広角カメラでは全く太刀打ちできないほど後方へと引いたポジションからの撮影が可能となるためです。
後ろ足側にデッキパッドを貼っていると言う前提において、プロサーファーはバレル内ではデッキパッドの前、ターンなどマニューバ時はキックまで下げたりと頻繁にフットポジションを変えていて、その点を確認できるのは大きなアドバンテージですから。
新たな視点からの撮影が興味深いと眺めると言うよりも、この視点からの動画自体をサーフレッスン映像として活用できますね。
プロのフットポジションや膝の曲げ伸ばしを見たり、自分でも撮影して正しいフォームであるのか確認できますし。
この視点からの映像とウェイブプールに加え、以前に紹介したガブリエル・メディナのトレーニング施設で取り入れられている電子端末内臓サーフボードを使えば、サーフィンのレベルアップは爆速になることでしょう。
自己流の一般サーファーであれば、10年ほどかけて身に付けたスキルを1か月ほどで取得できると言っても過言ではないと思いますし。
同じ横乗りスポーツであるスケートやスノーボードでは日本勢が強いのに、サーフィンはまだまだと言う点は反復練習にあると個人的に思っています。
日本人はコツコツ繰り返す反復練習を得意としますが、サーフィンでは反復練習ができないので、代用としてウェイブプールと最新技術を使えば、複数の日本人サーファーがCT入りしてもおかしくないと思うのですがいかがでしょうか。
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