昨年に引き続き、今年もデジタル版での開催となった「Vans Triple Crown of Surfing」。
今年のトリプルクラウンもイベント期間を終了したという事で、ハワイではアワードセレモニーが行われました。
今回の記事は、2022年トリプルクラウンのイベント結果やアワードセレモニー動画をお届けします。
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2021年12月21日~2022年1月21日までがウェイティングピリオドであった今年のトリプルクラウン。
そのトリプルクラウンの結果発表となるアワードセレモニーは、ホスト役をカイポ・ゲレロ、共同ホスト役をネイザン・フローレンスの奥さんのマヒナ・フローレンスが務めました。
イベントタイトルスポンサーであるヴァンズはネイザンのメインスポンサーで、マヒナとは夫婦で絡むシーンがあったり不思議な感じでしたね。
さて、ここからはイベント結果をお届けします。
2022年トリプルクラウンのメンズ結果
メンズは圧倒的なスコア差を付けて、今年もジョンジョン・フローレンスが制する結果に。
ただし、昨年と異なる点は全ての会場での結果でトップに立ったのではなく、パイプラインでは3位と意外な結果となっています。
パイプラインでトップに立ったのはクロスビー・コラピントで、2位になったのはビリー・ケンパー。
シングルハイエストスコアについては、マウイ島ジョーズのビッグバレルマスターであるビリーが28.9ポイント(30ポイント満点)でトップです。
個人的に印象的なのは、ここ数年で大幅にスキルアップを遂げているクロスビーとネイザン・フローレンスがトップ5入りしている点。
両者ともに元はパワーサーファーで、ここ数年でエアリアルに力を入れて大幅にサーフスタイルを変えた存在です。
なのですが、ベースにはパワーサーフィンがあり、オアフ島ノースショアという舞台ではドンピシャであることが分かる結果とも言えますね。
2022年トリプルクラウンのウイメンズ結果
ウイメンズもメンズと同じく昨年と結果は変わらず、カリッサ・ムーアが制することに。
昨年のカリッサはハレイワ以外ではトップに立たなかったものの、今年は全ての会場でトップに立つ完全勝利を果たしました。
モアナ・ジョーンズ・ウォンにとってパイプは絶対に負けられないホームブレイクなので、今回の悔しい結果がワイルドカード出場するパイプCTイベントでどう作用するのか楽しみとも言えます。
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公式サイト「Vans Triple Crown of Surfing」