2022年3月3~13日にウェイティングピリオドが設定されているポルトガル開催となるCT第3戦「MEO Pro Portugal」。
舞台はハワイからヨーロッパに移り、会場はスーパーチューボスが有名なペニシェとなります。
これまではアーリーシーズンに開催されていましたが、今季からはレイトシーズン開催となるので波のコンディションが気になる所ですね。
今回の記事は、ポルトガルCTイベントのヒート表が発表されたのでお届けします。
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メンズのヒート表
メンズでポルトガルイベント欠場となるCTサーファーは、ガブリエル・メディナ、ヤゴ・ドラ、リアム・オブライエン、カルロス・ムニョスの4名。
4名のリプレイスメントは、バロン・マミヤ、カイオ・イベリ、マシュー・マギリヴレー、ヴァスコ・リベイロ。
カイオとマシューは従来通りのリプレイスメントで、バロンはCTランクトップ、ヴァスコはポルトガル人サーファーで昨季CSランクがハイエストのため。
メンズでは2枠あるワイルドカードは、フランスのジャスティン・ベクレとポルトガルのアフォンソ・アンチューンズが獲得。
実際のヒート表は以下となります。
ウイメンズのヒート表
ウイメンズでポルトガルイベントを欠場するCTサーファーはキャロリン・マークスのみ。
キャロリンのリプレイスメント出場はいつも通りにブロンテ・マコーレー。
興味深いのはウイメンズでは1枠あるワイルドカードで、パイプで優勝して現CTランク3位のモアナ・ジョーンズ・ウォンに与えられるのかと思いきや、モアナの名前はヒート表にありません。
では誰が出場するかと言うとティア・ブランコで、昨年にアメリカのテレビ番組「The Ultimate Surfer」で優勝した特典のCTイベント出場だと思います。
メンズのバロンについては、すでにミッドシーズンカットをパスしていると他記事でお届けしましたが、気になるのはパイプで優勝したモアナのケース。
現在のモアナのCTトータルポイントは11,045で、2019年の第5戦を終えた時点のCTランク10位のサーファーのポイントから想定されるミッドシーズンカットのパス条件は14,000以上といったところ。
つまり、モアナがミッドシーズンカットでCT入りをするには、まだCTイベントに出てポイントを稼がなければならないのです。
にもかかわらず、WSLがポルトガルイベントではモアナにワイルドカードを与えなかったのは難しいところ。
と言うのも、モアナはあくまでも女性には珍しいパイプスペシャリストであり、ターン勝負のイベントでスポイラーとしてイベントを盛り上げるかと言うと微妙です。
基本的にワイルドカードは各ブレイクのスペシャリストが出場してイベントを盛り上げるものですから。
ただし、CT入りという千載一遇のチャンスを得た現状を考えると、パイプイベントを盛り上げてくれたモアナにチャンスを与えないのもどうかと、色々と判断が難しいと言えます。
ミッドシーズンカット目前のオージーレグとなる第4戦と第5戦で、モアナがチャンスを与えられるのかどうかに注目です。
まとめ
普段は、ヒート表と波予報を同時にお届けしていますが、今回はヒート表の発表が早かったので先にお届けしました。
波予報は予報の精度が高まるウェイティングピリオドが目前に迫ってからお届けします。
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メンズサイト「MEO Pro Portugal」
ウイメンズサイト「MEO Pro Portugal」