南カリフォルニアを代表するノベルティウェイブ(変わり種の波)と言っても過言ではないサーフスポットであるニューポートビーチのザ・ウェッジ。
癖波の極みと言えるほどエゲツないインサイドバレルと言うことで派手なワイプアウトが付き物なので、サイズアップすれば多くのギャラリーが集まるほど有名なブレイクです。
今回の動画は、今シーズンのザ・ウェッジにおけるハイライト映像をお届けします。
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ザ・ウェッジはカリフォルニア州にあり、基本的にサーフィンのシーズンは北半球も南半球も当サイトでは一括してウインターシーズンと言ってますが、具体的に言えば秋~冬。
サーフィンと言えば夏のスポーツというイメージが強いですが、夏は陸地と海の温度のバランスが崩れ、陸地の方が暑くなるのでバランスを取るために冷まそうと海から陸地へとオンショアが吹きやすくなる季節要因があるのでサーフィンには向きません。
なので、ザ・ウェッジもこれからサーフシーズンなのになんでシーズンハイライト動画と思う方もいると思いますが、ザ・ウェッジのシーズンは南半球のウインターシーズンのため。
理由としては沿岸の向きにあり、南向き沿岸であることから南半球で発生したスウェルに反応しやすいためです。
ということで、ザ・ウェッジはすでにレイトシーズンであることからシーズンハイライト動画が公開となりました。
動画を見ると「Dry(乾燥した)」という言葉を耳にし、サーフィン用語として「dry reef」や「dry sand」という言葉をよく聞きます。
意味としては乾燥しているということは濡れていないということで、水深が全くない場所のリーフやビーチとなります。
リーフであれば海面から浮上している場合を指すことが多いです。
一般的にサーフィンはワイプアウトしても水面に倒れるので、同じ横乗りスポーツでコンクリートに倒れるスケートボードなどよりも安全と言われます。
なのですが、ドライリーフやドライサンドとなれば、海に入っている事で肌がふやけて切れやすい状態なので、大怪我する恐れが高く極めて危険です。
にもかかわらず、ザ・ウェッジには多くのサーファーが集まるということでクレイジーそのものです…。
見ている分には面白いのですが。