現在、波に関してはオフシーズンやショルダーシーズンなどと呼ばれる雨季の最終月を迎えているインドネシア。
来月4月からはサーフシーズンの乾季へと移り変わるのですが、3月の現在は季節風の向きが安定しなかったりと言った変化が見られる時期です。
そんな時期だからこそ、乾季のサーフスポットであり世界的に有名なバリ島パダンパダンがブレイクすることに。
今回の動画は、2023年のファーストウェイブがブレイクしたと言うパダンパダンでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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一般的なインドネシアのサーフシーズンは4~10月の乾季で、中でも最もコンスタントにビッグスウェルが発生しやすい7~8月はピークシーズンと呼ばれます。
サーフィンはサマースポーツのイメージが強いですが、実際に波のコンディションが良くなるのは真冬。
風向きはオフショアが吹きやすくなりますし、寒波をもたらすような低気圧が発生することでスウェルの期待が高まりますし。
そしてインドネシアで7~8月がピークシーズンとなる理由は、スウェルの発生源が南半球のインド洋であり、南半球が真冬となるためです。
さて、ビッグスウェルが発生しにくい時期ではあるものの、季節外れの台風などがあるよう、オフシーズンであろうがビッグスウェルが発生することはあります。
そのタイミングに加え、パダンパダンはブキット半島西部に位置するので、雨季の季節風はオンショアであるため、使えるコンディションになるには無風の時間帯が求められます。
それだけハードルがあると言う事で、今年に入っての「ファーストウェイブ」と動画タイトルでは表現されています。
インドネシアのサーフシーズンとなる乾季はすぐ目の前まで迫っているので、楽しみにしたいところです。