英語では「Tidal Bore」と表現され、日本語では「潮津波」や「海嘯」と表現される川で発生する現象。
潮周りが大きいタイミングで発生する逆流現象で、現地では「ポロロッカ」と呼ばれるアマゾン川の潮津波はテレビCMでもフィーチャーされたりと有名でした。
そんな潮津波の中でも世界最大サイズと言われているのがインドネシア。
今回の動画は、ディラン・グレイヴスが追ったインドネシアの「ボノ(現地名)」のドキュメンタリー映像をお届けします。
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インドネシアのスマトラ島でブレイクするボノが日の目を浴びる事になったのは、2011年のリップカールサーチによるもの。
10年以上前となる当時のサーチトリップでは、とても潮津波とは思えないほどのサイズでありパーフェクトなブレイクを当てる事になったためです。
その仕掛け人であったのが、当時世界中の潮津波を追っていたフランス人のアントニー・コーラス。
ワールドストームライダーガイドと言うシリーズ作品となる世界のサーフスポットガイドを発行した人物でもあります。
私はワールドストームライダーガイド2の翻訳を手掛け、当時はサーフィンライフ誌でアントニーのコラムの翻訳をしていたりと繋がりがありました。
そのため、昨年11月後半からインドネシアに訪れる時、スマトラ島スタートの旅でありボノのシーズンだったので行こうかと思い調べていました。
ただ、すでにボノは大きな観光資源となっていて、場所はボノ以外にはこれと言った見所はないところ。
現地でのガイド料以外にもアクセスなどあらゆる値段が観光価格となっていて、個人レベルで訪れるような場所ではなくなっていたので諦めました。
そんな経緯もあったので、今回の動画はタイミング的にも嬉しかったと同時にありがたいコンテンツでした。
潮周りが大きくなった時のみに発生する逆流と言う摩訶不思議な川の減少をチェックして見て下さい。