サーファーにとって大人気エリアであるインドネシアのバリ島の波情報を提供してくれる「Surfers of Bali」による月間ダイジェスト動画。
5月のインドネシアはまだアーリーシーズンではあるもののサーフシーズンとなる乾季であり、インドネシア入りするサーファーも増えてきます。
実際にオージーレグ後に複数のCTサーファーがインドネシアを訪れていますし。
今回の動画は、「Surfers of Bali」が公開した2023年5月におけるバリ島の波動画のハイライト映像をお届けします。
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乾季の特徴としては、スウェルの発生源となる南半球がウインターシーズンと言う事で、ビッグスウェルが入りやすい時期。
その点に加え、季節風が東寄りとなることから、西向き沿岸が日中に入る季節風がオフショアとなり、注目されるのがパダンパダンやウルワツの位置するブキット半島西部。
バリ島デンパサール空港から南へ位置するワールドクラスのサーフスポットが集まる大人気サーフエリアです。
実際に今回の動画では、ブキット半島西部でスウェルへの反応が良いウルワツのシーンが多くなってきています。
動画概要欄に記されたコメントは以下の通り。
朝の風は弱かったり安定しなかったりしたけど、それこそが僕らが5月に期待していること(季節風がオフショアではないサーフスポットも使えるため)。
例年の5月に入るであろうスウェルは思い通りには行かなかったものの、それでも決してフラットになることはなかった。
ビッグスウェルが入ることもまたなかったので、この時期にしては期待外れだったとも言えるけど。
実際に私も5月はフルでインドネシアにいましたが、本当に乾季にしてスウェルが無いと言う残念な状況続きとなりました。
とは言うもののインドネシアなので、サーフスポットによってはセットで頭前後なんてコンディションはザラにあったのですが、まとまったスウェルが入らないのでスウェルに張りがないといった感じでした。
期待外れであっても頭サイズはあるので、頭サイズくらいはスモールコンディションと呼ばれる所以ですね。
6月も前半戦の長期予報を見る限り、あまりコンディションが改善する様子が見られないのですが、果たしてどのような展開となるのか気になります。