現地時間2023年6月23日(ブラジル)、リオデジャネイロ州のサクアレマを舞台としたCT(チャンピオンシップツアー)第8戦「VIVO RIO PRO」が開幕。
イベント初日となった本日は、メンズのラウンド1とウイメンズのラウンド1とラウンド2ヒート2までが開催されました。
今回の記事は、リオプロのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。
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イベントレポート
ウイメンズ
4ヒート全てがシーソーゲームの僅差となったウイメンズのラウンド1。
そんな中、本日のシングルハイエストスコアとなる7.17をマークしたのはタイラー・ライト。
2016年と2017年に2年連続でワールドタイトルを獲得したものの、2018年のシーズン半ばとなるJベイイベントで体調を崩し、そこから昨シーズンまで不調続きとなっています。
しかし、ようやく変化の兆しが見えたのが今シーズンで、今季はすでに3度もCTイベントファイナルに出場し、現CTランクは2位。
今年こそ自身初となるWSLファイナル進出は堅いと思うので、今後の活躍から目が離せません。
本日のトータルハイエストスコアは、ウイメンズでは数少ないグーフィーフッターのキャロリン・マークス。
キャロリンと言えば、女性版オッキーと言われるほどパワフルなバックサイドアタックでハイスコアを量産するタイプのサーファー。
ですが、本日のキャロリンのシングルハイエストはフロントサイドとなるレフトでのスコアとなっています。
ウイメンズはラウンド2も2ヒートのみ開催し、ヒート1はカリッサ・ムーアと最強ワイルドカードのシルヴァナ・リマのマッチアップ。
スコアはかなり接戦となったものの、カリッサが0.50ポイントでシルヴァナを破り早期敗退を免れる結果となっています。
ヒート2ではステファニー・ギルモアとベティルー・サクラ・ジョンソンが対戦。
同ヒートも接戦となり、ステフはオープニングライドでヒートハイエストの6.50をマークしてリード。
でしたが、バックアップスコアを揃える事ができず、まさかの1コケという結果に終わることに。
現CTランク5位のステフは、WSLファイナル進出とパリ五輪出場を目指す上で大きな痛手と言える敗退となりました。
結果
メンズ
スモールコンディションのビーチブレイクと言う事で、本日の見所となったのはエアゲームで、ハイスコアもエアゲームに付いています。
本日のシングルハイエストスコア9.00とトータルハイエストスコア15.67をマークしたのはジョンジョン・フローレンス。
ただ、ジョンジョンとブラジルでのエアーと言うと、どうしても以前の怪我を連想してしまうのが怖いところ。
ですが、スモールコンディションがメインとなりそうな今季のブラジルでエアゲームを選ばない選択肢はなさそうなのですが…。
見ていてハラハラしてしまいます。
エアゲームはブラジリアンお得意のマニューバとあり、本日のハイスコアを叩き出しているのはブラジリアが目立ちます。
イタロ・フェレイラ、ヤゴ・ドラ、ガブリエル・メディナといったサーファーも、シングルスコアでエクセレントレンジをマークしていますし。
最後になりますが、今イベントはケリー・スレーターが直前に欠場を発表。
ケリーのブラジルCTイベント欠場はあるあるなので、不調なのかなど真相については定かではないのですが。
リプレイスメント出場となったのは、CSランクでブラジリアンとして2番手に付けているジャドソン・アンドレとなっています。
結果
ハイライト動画
波予報
今後はスモールコンディション続きとなり、WSL公式波予報サイトのサーフラインはしばらくレイデイ(Layday:コンテストのオフ日)が続くと見ています。
次なるサイズアップは28日の見込みで、28日は4~5フィートで午前はクリーンコンディションと言う事で、28日の再開が濃厚となっています。
まとめ
日本とブラジルのリオデジャネイロ州の時差は12時間あり、日本の方が12時間進んでいます。
次なるファーストコールとなる現地時間の6月24日午前7時15分は、日本時間の同日午後7時15分となります。
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公式サイト「VIVO RIO PRO」