昨日お届けしたインドネシアのバニャック諸島を目指してニアス島から航海して行方不明となったスピードボートの事故。
4名のオージーサーファーと3名のローカルクルーが乗船していたのですが、13日の日曜日没直前から遭難し15日に1名のローカルクルーを除いて全員が救助されたとのこと。
今回の記事は、インドネシアのスマトラ島沖合で発生したスピードボートの事故に関するニュースをお届けします。
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昨日ニュースをお届けした時点では、4名のオージーと3名のローカルクルーを乗せたボートが8月13日の日曜日午後6時の目撃情報を最後に行方不明になったとのことでした。
ABCニュースが報じたボートオーナーによる事故の顛末としては、日曜日の日没直前に後方とサイドから高波がヒットしてボートが転覆。
そこでサーフボードに乗って漂流していたそうです。
同オーナーは位置的にはニアス島寄りのサラン・バウン島の灯台が見えたから、ニアス島へと向かってパドルしたものの、カレントに流されプランバ島付近で救助されたとのこと。
目的地であったのはピナン島なので、スウェルが入ってくる向きに沿って思いっきり流されていた事が分かります。
スタブ誌による救助の時系列は以下となります。
火曜午前8時半にサーフボードに乗って漂流していた3名のオージーサーファーを発見。
9時7分に2人のローカルクルーを発見。
残り1名のオージーサーファーは、救助を求めるために島を目指してパドルしていったので別行動となっていたものの、9時55分に目的地であったサーフキャンプで発見されたとのこと。
このサーファーは大海原でパドル中に、ニアス島の漁師と遭遇してピナン島へと連れて行ってもらったそうです。
ローカルクルーの1名は未だに行方不明で、ボートオーナーによると転覆時の表情は弱々しかったとのこと。
さて、昨日のニュースをお届けした時点ではもちろん生存を願っていましたが、正直言って24時間以上も海上で遭難となれば厳しいとも思っていました。
レスキュー活動を行っていて発見に至らなかったと言うことは、海に浮上している可能性が限りなく低いためです。
そのため、7名中6名が無事に発見されたことは奇跡とも言え、残り1名のインドネシア人メカニックの奇跡の生還も願っています。