8月22日にイベント初日となったシングルフィン部門が開催され、翌23日にはツインフィン部門が開催となった2023年「Four Seasons Maldives Surfing Champions Trophy」。
モルディブの北マーレ環礁に位置するサルタンを舞台にした世界一贅沢と言われるほどのサーフベントです。
今回の動画は、チャンピオンズトロフィーのツインフィン部門のハイライト映像をお届けします。
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初日のシングルフィンは現代のショートボーダーであればあまり馴染みがない方が大半でしょうし、それはトッププロでも同様な感じでした。
でしたが、ツイニー(ツインフィン)になれば話は変わり、現在は大手ボードブランドが軒並みモダンツインモデルをリリースしてる時代。
ツイニーだけでなくクアッドも含め、センターフィンの無いフィンセッティングのトレンドは今後もより拡大していくムーブメントでしょう。
そのためターンも見応えのあるヒートとなり、ファイナリストになったのはシングルフィン部門と同じくパーコとアドリアーノ。
ヒート展開としては、パーコがロケットスタートで8.9と9.63をマークしてアドリアーノをコンボに追い込むことに。
しかし、アドリアーノは今年の同イベントにおけるシングルハイエストとなる9.7を叩き出して、コンボから抜け出しパーコを追う展開。
アドリアーノが逆転に必要なスコアは8.83で、逆転狙いのライディングで8.47と惜しくも目標に届かずに僅差で敗退という白熱したファイナルでツインフィン部門が終了。
優勝したパーコのコメントは以下の通り。
シングルフィンでのターンは簡単じゃなくて、せいぜい出来たことはチューブの中に隠れるくらいだった。
だけど、ツインフィンになるとモダンボードに近い動きができるから、シングルフィンよりも自信を持ってリップを狙ったりフェイスを使ったりできるんだ。
特に、ここ最近はツイニーにばかり乗ってるからね尚更だね。
さて、スラスター部門ではつい最近まで現役だったコナー・コフィンが本領発揮となるのか楽しみなところです。