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Photo: WSL / CAIT MIERS

日本人サーファーからの人気も高いハワイアンのケリア・モニーツ「Kelia Moniz」(30歳)。

サーファーとしてはロングボード部門で2×ワールドタイトル、私生活では子供にも恵まれ公私ともに好調に見えていたケリア。

そんなケリアが長年のメインスポンサーであったロキシーとの契約解消を発表。

今回の記事は、ケリア・モニーツとロキシーの契約解消に関するニュースをお届けします。


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個人的な印象として、ケリアはロキシーにとってはレジェンド枠となる生涯スポンサーになるように感じていました。

リサ・アンダーソンのような感じで、だからこそ17年の関係に終止符が打たれる事になるとは驚きでしたが、その内容を確認すると昨今のサーフシーンの典型でもありました。

まずは、ケリアの暴露とも言える動画をチェックして見て下さい。

動画コメント欄は比較的あっさりとした内容になっているのですが、動画内では具体的な話に突っ込んでいます。

その内容に触れていくと、コロナ後に過去最高額の契約金でロキシーとの再契約に至ったというケリア。

なのでしたが、まだ契約期間が残っていた昨年2023年の段階でロキシーは投資会社のABG(オーセンティックブランズグループ)に買収されることに。

そしてケリアとロキシーの契約は一旦破棄され、ABGがケリアに提示してきた契約金は破棄された額の90%カットされたものだったとか。

この契約にサインしたら自分に憧れる次世代に向けて悪しき前例を作ってしまうし、何よりサーフィンのサの字も知らない企業と手を組む気はサラサラないとのことで契約を結ばなかったと言います。

さて、このストーリーを聞いてハーレーを思い出す方も多いと思いますが、時代の流れ的に複数のサーフブランドが同じ傘下に入っているのが現状です。

そしてビジネスの側面を重視し、プロサーファーよりインフルエンサーなどを重視する傾向が強まっている事が感じられます。

ただし、ケリアはプロサーファーでありながら、インスタでフォロワー73万人を抱えるインフルエンサーでもあります。

それだけにケリアがどのような活動をしていくのか注目してしまいますね。