サーファーにとって大人気エリアであるインドネシアのバリ島の波情報を提供してくれる「Surfers of Bali」による月間ダイジェスト動画。
3月のインドネシアはショルダーシーズンやオフシーズンと呼ばれる雨季の最終月であり、翌月からはサーフシーズンの乾季入りの期待が高まる時期です。
今回の動画は、「Surfers of Bali」が公開した2024年3月におけるバリ島の波動画のハイライト映像をお届けします。
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雨季と言うとビッグスウェルが発生しにくい時期と言う点が大きく取り沙汰されますが、その他の点で大きいと感じるのが水温。
どういったメカニズムなのかは不明なのですが、雨季になると水温が高くなります。
特に欧米人に比べ日本人は寒さに弱く、僕は雨季であればボードショーツのみで行けますが、乾季のインドネシアで朝一や夕方に海に入る時はタッパーが必要でした。
ただ、それはコロナ前までの話で、コロナ明けにインドネシアに行くようになってからは乾季でもタッパーが必要ないくらい水温が高くなっていましたが。
コロナ明け後の乾季のインドネシアにトータルで4か月滞在しての経験なので、偶然というわけではなく明らかに水温が上がっていると思います。
少し脱線したので話を戻し、動画概要欄に記された3月のサマリーは以下の通り。
3月の午前中は季節風の北西風が弱かったので、クラマスやチャングーで過ごす事が多かった。
3月前半はある程度のサイズのスウェルが入る事があり、バリ島東海岸はクオリティの高い波がブレイクすることもしばしば。
ただ、月の後半に進むと波のサイズは落ち、そうなると頼みの綱はスウェルへの反応が良いブキット半島南部となった。
今後のバリ島はスウェルが入ればブキット半島西部のウルワツやパダンパダンなどが話題の中心となることでしょう。
乾季の季節風の向きは東寄りに回るため、西向き沿岸は季節風がオフショアとなるためです。
サーフシーズン入りしたバリ島の今後を楽しみにしたいところです。