Photo: WSL

コンテストサーフィンの最高峰に位置するCT(チャンピオンシップツアー)。

一般的に言えばいわゆるワールドツアーであり、同ツアーをサーフィン界で運営しているのがWSL(ワールドサーフリーグ)。

そんなWSLに新たなCEO(最高経営責任者)が就任することが発表されました。

今回の記事は、WSLがプレスリリースで発表した新CEOに関するニュースをお届けします。


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WSLの前CEOはエリック・ローガンで、エリックは2020年1月~2023年6月まで就任していました。

でしたが、突如として解任となり、その後はエミリー・ホーファーとボブ・ケーンの2名の重役が暫定としてCEOを兼任することに。

つまり、正式なCEO不在の状態が1年弱続いていたのですが、ようやく新たなCEO任命に至ったと言うわけです。

2024年5月13日付でのWSLのCEO就任となるのはライアン・クロスビー。

マーケティングのプロとしてテクノロジー部門やエンターテイメント部門の会社で働いてきた実績を持つライアンの経歴は以下の通り。

*Microsoft:2006~2010年
*En Masse Entertainment:2010~2012年
*Activision:2012~2015年
*Netflix:2015~2018年
*Hulu:2018~2021年
*Riot Game:2021~2024年

今回の就任発表に併せて寄せられたライアンのコメントは以下となります。

WSLの一員になれる事を大変光栄に思っています。

私がサーフィンを大好きな理由は素晴らしい競技スポーツであることに加え、それ以上の意味合いがあるためです。

サーフィンは、ライフスタイルやパッションであったり、深く根差した地球規模のコミュニティです。

私のこれまでの経験を活かしWSLのブランド力を高め、ファンとの絆を強め、サーファーが誇れるものを築き上げていこうと思いエキサイトしています。

さて、大きな組織になるとトップが変わったくらいでは、それほどラディカルな変化は見られないものです。

ですが、ASPからWSLへと2015年に名称変更して以来、およそ10年の間でWSLを取り巻く環境は大幅に変わっています。

ファン視点から見ても明白なのはCTイベントのタイトルスポンサーで、今や半数以上のイベントがサーフブランド以外となっています。

それだけサーフィン界以外からもサポートされるほどのスポーツへと発展してきたというわけで、新たなCEOを迎えることで今度はどのような扉を開くことになるのか楽しみではないでしょうか。

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