現地時間2024年8月23日(フィジー)、クラウドブレイクをメイン会場としたCT(チャンピオンシップツアー)第9戦でありレギュラーシーズン最終戦「Corona Fiji Pro」が開催。
イベント2日目となった本日は、ウイメンズのラウンド2~クオーターファイナル、メンズのラウンド3~クオーターファイナルのヒート1まで開催されました。
今回の記事は、フィジープロのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。
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イベントレポート
ウイメンズ
ウイメンズのラウンド2→メンズのラウンド3→ウイメンズのクオーターファイナル→メンズのクオーターファイナルのヒート1のみという流れで進行した本日。
本来であればメンズのクオーターも終了させる予定でしたが、風の影響が強まった結果、ヒート1のみの開催で終えてしまいました。
さて、注目のウイメンズのトップ5レースについては、セミファイナルまで進んだと言うことで大詰めを迎えています。
昨日の時点でWSLファイナル進出を決めていたのは、CTランクトップのケイトリン・シマーズと2位のキャロリン・マークスの2名のみ。
そして本日、3位のブリッサ・ヘネシーと4位のモリー・ピクラムも確定させることに。
ちなみに、モリーに関してはトップ5の中で唯一セミファイナル進出を果たしたので、今後の結果次第ではランキングを上げる可能性も秘めています。
ウイメンズの残り1枠は波乱続きとなっていて、今イベント前までのランキングでは5位がガブリエラ・ブライアンでした。
ですが、ガブリエラは早期敗退で6位のジョアン・デフェイに逆転され、現時点のランキングではジョアンが5位にいます。
このジョアンを追う立場にいるのがタティアナ・ウェストン・ウェブで、ジョアンは本日イベント敗退し、7位のタティはセミファイナル進出を決めています。
そしてタティがセミファイナルを勝ち上がれば、大逆転劇でのトップ5入りを決めることに。
タティにとって明日のイベント最終日は大一番となり、サーフファンにとって見逃せない瞬間になる事でしょう。
本日のトータルハイエストスコア15.33、シングルハイエストスコア8.00をマークしたのはワイルドカードのエリン・ブルックス。
期待のワイルドカードであったエリンは期待以上の活躍を見せ、本日はランキングトップのケイトリン・シマーズを撃破。
ここまで来たら、長らく見る事のなかったワイルドカード出場の10代によるCTイベント優勝の姿を見たいですね。
本日の結果
メンズ
ウイメンズ同様にメンズもトップ5レースがいよいよ佳境を迎えてきました。
昨日までの時点でCTランク1位のジョンジョン・フローレンスと2位のグリフィン・コラピントがWSLファイナル進出を確定させていました。
そして本日、3位のジャック・ロビンソンもトップ5入りを決める事に。
残す2枠の行方は、4位のイタロ・フェレイラ、5位のイーサン・ユーイング、6位のヤゴ・ドラでの争いとなり、イタロのみ本日イベント敗退したので残り2人の結果に委ねられることになっています。
次なるクオーターファイナルでイーサンとヤゴが勝ち上がれば、イタロは逆転される事になるのでイベント最終日も見逃せません。
ちなみに、明日開催予定となっているイベント最終日は、スモールコンディションのレフトと言うことでヤゴにとって有利なので、ヤゴは大逆転を決めてくる可能性が高いと思います。
本日のトータルハイエストスコア14.94、シングルハイエストスコア9.87をマークしたのは、ラウンド3でのガブリエル・メディナ。
昨日に引き続き絶好調だったガブリエルでしたが、コンディションが悪化した中でメンズクオーターのヒート1のみ開催となり、そのヒートでガブリエルはグリフィン・コラピントに敗退となりました。
同ヒート後にコンテストは30分のオンホールドに入り、そのまま終了となったので非常にアンラッキーだったと言えます。
本日の結果
ハイライト動画
今後の波予報
今後の予報はあまり良くなく、待っていても期待はできないのでイベント最終日は明日24日の予定となっています。
24日の予報は午前が4~5フィート(セットで頭くらい)で、一日を通してサイズダウン傾向です。
まとめ
フィジーと日本の時差は3時間で、フィジーが3時間進んでいます。
明日のファーストコール午前6時45分は、日本時間では同日3時45分となります。
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公式サイト「Corona Fiji Pro」