Photo: Surfing Champions Trophy

現地時間2024年9月2日(モルディブ)、北マーレ環礁サルタンを舞台にした世界一贅沢なサーフコンテストと呼ばれる「Four Seasons Maldives Surfing Champions Trophy」が開催。

イベント2日目はスラスター部門が開催となり、優勝を果たしたのはスタイリッシュなサーファーとして知られるマイケル・フェブラリーとなりました。

今回の記事は、2024年チャンピオンズトロフィーのスラスター部門のイベントレポートや動画などといったニュースをお届けします。


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例年であれば、2日目はツインフィン部門の開催となるのですが、今年は波が大きくサイズアップしてハイパフォーマンスに相応しいコンディションとなったので、急遽スラスター部門に変更となりました。

ちなみに、スラスターとはトライフィンとも呼ばれ、3つのフィンを装着したモダンサーフィンにおいては最も一般的なフィンセッティング。

個人的な感覚としては、トライフィンと言うと3フィンの総称で、スラスターになるとハイパフォーマンス寄りを指していると感じます。

フィンの枚数に応じた呼び名は特殊で、シングルフィンに合わせるのならば「ダブル」に「トリプル」と続きそうですがそうはなりませんし…。

Photo: Surfing Champions Trophy

公式サイトによると6フィートというコンディションとなり、バレルに次ぐバレルと炸裂することになった昨日のサルタン。

今回のホールディングピリオドの中では最大サイズであり、本日からサイズダウン傾向となるので本日ツインフィン部門とグランドファイナル開催予定となっています。

スラスター部門のファイナリストになったのは、優勝したマイケル・フェブラリーに加えてタジ・バロウ。

タジは昨日のシングルフィン部門に続いて連続してのファイナル進出で、残念ながらまたもや優勝を逃したものの、トータルランクではマイケルに並びトップに立ちました。

Photo: Surfing Champions Trophy

優勝したマイケルのコメントは以下の通り。

やっとコンテストで優勝することができたよ!

スラスターでサーフすることがあまりないんだけど、こういった炸裂したコンディションでスラスターに乗るのは悪くないし、このイベントはチャレンジ続きだね。

今回のメンバーだとスラスター部門が一番緊張するから、とにかく楽しむことに専念したよ。

僕にとって初の海外サーフトリップは14歳の時のモルディブなんだ。

当時は両親がお金をかき集めて僕をここに連れて来てくれたんだけど、今回はフォーシーズンズに滞在して素晴らしいサーファーたちと対戦出来て本当にスペシャルだよ。

この景色を眺めたり、海に入るたびに夢じゃないかって思ってるほど。

最後になりますが、本日のスラスター部門の結果、ならびにこれまでのイベント結果は以下となります。

スラスター部門の結果

1. マイケル・フェブラリー(南アフリカ):1,000ポイント
2. タジ・バロウ(オーストラリア):900ポイント
3. カリッサ・ムーア(ハワイ)&ジェレミー・フローレス(フランス):800ポイント
5. ジャドソン・アンドレ(ブラジル)&アメド”アマデイ”アギル(モルディブ):700ポイント

リーダーボード(トータルポイント)

1. タジ・バロウ(オーストラリア):1,800ポイント
1. マイケル・フェブラリー(南アフリカ):1,800ポイント
3. ジャドソン・アンドレ(ブラジル):1,700ポイント
4. カリッサ・ムーア(ハワイ):1,500ポイント
4. アメド”アマデイ”アギル(モルディブ):1,500ポイント
4. ジェレミー・フローレス(フランス):1,500ポイント

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公式サイト「Four Seasons Maldives Surfing Champions Trophy

2024年チャンピオンズトロフィーの過去記事

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