コンテストシーンにおいてメインのフィンセッティングはスラスター(3つのフィンを装着したトライフィン)。
その一方、ここ数年はセンターフィン無しのツインやクアッドと言ったフィンセッティングがより一般サーファー向けとの風潮が強まっています。
特に、長きに渡り人気を博しているのがツインフィンですね。
今回の動画は、ツインフィンマスターと言えるラスタこと、デイヴ・ラストヴィッチ「Dave Rastovich」(44歳)によるツインフィンのライディング解説映像をお届けします。
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若手時代はスラスターに乗りコンテストに出ていたものの、後にコンテストが自分の道ではないと感じ元祖フリーサーファーとなったラスタ。
厳密に言えば、当時はラスタと同じビラボンライダーでドノヴァン・フランケンレイターなんかもいたので、ラスタがサーフシーンにおいて初のフリーサーファーではないと思います。
ただ、肩書として元祖と言われる事が多く、時代背景的にはあの頃に徐々にビッグブランドにスポンサードされたフリーサーファーが増え始めた印象です。
そんなラスタがフリーサーファーとなってからは、ツインフィンなどに傾倒していったのでツイン歴は相当な歴史を誇ります。
そしてツイニーでのライディングでの好みは、レールを入れ続けるターンで、レールの入れ始めと抜きまでのスピードが同じとのこと。
そのタイミングでツインは幅広のスワローテールなので、どうやってレールを入れるのかという話題となり、ラスタが答えたのが「フィンの上に乗る」と言うシンプルなアンサー。
じゃあどうやってとなりますが、ライディング中のステップバックは有名ですが、ラスタがしているのはステップサイドウェイと左右に移動させているそうです
ラスタはレギュラーフッターなので、ボトムターンでは体の正面側、トップターンでは体の後方側といった感じです。
面白いなと感じたと同時に、これってスラスターでなかなか思い通りにレールが入らないと感じているサーファーが試してみるのもアリじゃないかなと、ふと思いました。
とにもかくにも、何でも試して見る事は悪くないので、僕自身がまずはトライしてみたいなと感じました。