現地時間2024年12月22日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのワイメアベイを舞台にしたビッグウェイブイベント「The Eddie Big Wave Invitational In Memory of Eddie Aikau」が終了。
イベント開催の焦点となるのは規定サイズ以上のスウェルが入るかどうかと言う点にあり、通常であればサイズが足りないという懸念が付きまとうわけですが、今季においては予報以上のビッグサイズというサプライズで開催される事に。
今回の記事は、2024/2025年シーズンのエディイベントの結果や動画と言ったニュースをお届けします。
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イベント名にもなっているエディ・アイカウの実の弟であるクライドによると、お昼過ぎの時点で波のサイズはハワイアンスケールで35フィート(フェイスで70フィート)と言うほどヒュージサイズとなったワイメアベイ。
ちなみに、70フィートがどれほどのサイズかと言うと、現時点のギネス世界記録に認定されているパドルインでのメンズのビッグウェイブの記録が63フィート。
2016年のアーロン・ゴールドによるマウイ島ジョーズでのライディングです。
そんなモンスタースウェルが押し寄せる中で開催となった11度目のエディイベント。
優勝を飾ったのは50ポイント満点をスコアしたランドン・マクナマラで、すでにミュージシャンとしてのイメージが強いので前回のルーク・シェパードソンに続くダークホースの勝利と言った印象を受けます。
ちなみに、ランドンはグーフィーフッターであり、グーフィーフッターによるエディイベント優勝は初の快挙だそうです。
イベントハイライトは多々あり、まずはエンターテイメントサーファーとして知られるメイソン・ホーによるバックウォッシュとの闘い。
ライディング動画だけ見ると何気ない感じがしますが、バックウォッシュはかなり危険です。
今回のようなビッグサイズでなくても、バックウォッシュを喰らって骨折することも珍しくないので、それだけリスキーに攻めたというわけです。
今季のエディイベントにおけるラストライドでイベントに花を添えたのは、つい先日パイプマスターに輝いたネイザン・フローレンス。
ネイトはインサイドまで乗り繋いでいき、最後はショアブレイクバレルに包まれて姿を消すことに。
2004年に優勝したブルース・アイアンズのライディングが頭をよぎった方も多かったのではないでしょうか。
さて、今後も続々とハイライト動画やバックストーリーなどが公開されてくると思うので、お届けしていければと思っています。
*イベント結果
1.ランドン・マクナマラ
2.メイソン・ホー
3.ビリー・ケンパー
4.ジェイミー・オブライエン
5.ニック・ラム