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ロングボードの世界で3×ワールドチャンピオンのジョエル・チューダー「Joel Tudor」(48歳)。

そのジョエルの息子であり、オルタナティブライダーとしてすでに台頭しているのがトッシュ・チューダー「Tosh Tudor」(20歳)です。

トッシュと言えばバレルライドに定評があり、バレル満載の動画が公開されることに。

今回の動画は、トッシュ・チューダーによる今シーズンのハワイでのハイライト映像をお届けします。


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動画で最注目となるのはトッシュのBS(バックサイド)バレルでのスタイル。

一般的なBSバレルのスタイルは、英語では「Pig Dog(ピッグドッグ)」と呼ばれるスタイルでグラブレールしながら膝をサーフボードのデッキまで落とす体勢です。

なのですが、トッシュが見せるBSバレルは両足が平行になるパラレルスタンスなのです。

スタブ誌のインタビューに答えたトッシュの答えとして、ツインフィンマスターのトレン・マーティンの影響を受けてパラレルスタンスを取り入れるようになったとか。

パラレルスタンスのメリットは、パンプしやすさに加え、バレル内でフォームボールにヒットしてもレールが抜けない限りは勢いを増してくれるし、ピッグドッグより安定感があるとのこと。

ただし、メリットだけではなくエアドロップになるような波だとピッグドッグの方が優れているので、波のコンディションに合わせて使い分けているそうです。

さて、ロングバレルを狙う上で最大の問題となるのはバレル内のフォームボールで、ディープ過ぎるポジションだとフォームボールに捕まってワイプアウトしやすくなります。

そのため、フォームボールとクリーンフェイスの際のポジションを取るのがベストと考えられています。

ですが、トッシュの理論でいけばフォームボールにヒットするほどディープなポジションを取っても大丈夫となり、バレルライドの概念が大きく変わるように思えます。

まさにイノベイティブと言えるパラレルスタンスでのビッグバレルライドをチェックして見て下さい。

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