
最近目にする事が多いブラジルに誕生したウェイブプールのサンパウロサーフクラブ。
AWM社の造波装置「パーフェクトスウェル」搭載のウェイブプールで、同プールの中では規模が最大ながらも得意のエアセクションは相変わらずと言った触れ込みです。
イタロ・フェレイラやレイキー・ピーターソンなど、多くのトッププロが招待され自身のSNSで取り上げてますね。
今回の動画は、エアリアルを得意とするジェイコブ・シークリー「Jacob Szekely」(29歳)がサンパウロサーフクラブを訪れた際のフリーサーフィン映像をお届けします。
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これまでにウェーコのBSRサーフリゾートで、スーパーマン系の2バリエーションのエアーを世界初メイクしているジェイコブ。
そして今回世界初メイクとなったのは、本人によると「アーリーウープビッグスピン」だそうです。
見た目的にどうしても思い出してしまうのは、アーリーウープの亜種となるカラプトを生み出したジョッシュ”カージー”カー。
するとスタブ誌のインタビューに答えたジェイコブによると、カージーが20年近くに渡りメイクしたいとトライしていたトリックだそうです。
カージーはメイク寸前まで何度となくいったもののメイクには至らず、最終的にジェイコブにメイクを託したとのこと。
そして、ついにカージーの思いを背負い、アーリーウープビッグスピンをメイクしたそうです。
ちなみに、アーリーウープはエアリバースの逆回転であり、サーファーならば大半の方が知っていると思うのでビッグスピンの説明だけしておきます。
ビッグスピンはチッパ・ウィルソンなどが得意とするバリエーションで、サーフボード360度に体180度のローテーション。
つまり、サーフボードが180度余分に回転するので、着地はスイッチスタンスになります。