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4月からサーフシーズンの乾季に突入するアジアトップレベルのサーフリッチカントリーのインドネシア。

そのインドネシアの中でも、サーフィンだけでなくナイトライフと言った観光地としてのインフラも豊富なエリアという事で最も人気が高いのがバリ島ですね。

そんなバリ島で、ツーリスト(観光客)に対して新たなルールが設けられることに。

今回の記事は、インドネシアのバリ島のバリ州政府が発表した新ルールに関するニュースをお届けします。


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Youtubeと言ったSNSなどを見ている方は知っている通り、オーバーツーリズムも手伝ってか特に夜間のバリ島の一部エリアは無法地帯となっています。

それもこれも、羽目を外し過ぎた観光客による行動が大半です。

ちなみに、今回の動画はオーストラリアのテレビ局によるもので、オーストラリア人によるバリ島渡航者は年間で150万人にも及ぶとか。

オーストラリアの州都で最もバリ島に近いパースからは、フライトで3時間半ほどと近距離である点も大きいですね。

さて、そんなバリ州政府が発表した新たなルールで「Not(やってはいけないこと)」と「Do(やるべきこと)」は以下の通り。

「Not(やってはいけないこと)」

1.伝統的なバリ島の正装を着用して礼拝を行う場合を除き、神聖な寺院エリアへの立ち入り禁止

2.神聖な木や記念碑に登ったり、不適切もしくはヌード写真を宗教施設での撮影禁止

3.ゴミのポイ捨てやバリ島の環境汚染の禁止

4.ビニール袋、発泡スチロール、プラスティック製ストローと言った使い捨てプラスティックの使用禁止

5.ローカル、役人、他の観光客に対して悪態をついたり、騒ぎを起こしたり、失礼な行動を取ったりするなど、攻撃的または思慮に欠けた行動禁止。この項目にはヘイトスピーチやSNSでのフェイクニュース拡散も含まれます。

6.適切な許可のない労働やビジネス運営禁止

7.ドラッグや絶滅危機動物の取引と言った違法行為への参加禁止

上記とは逆に、推奨される行動は以下の通り。

「Do(やるべきこと)」

1.神聖な場所やシンボルを尊重すること

2.寺院、観光地、公共の場を訪れる際、観光客は控えめかつ礼儀正しい衣服を着用すること

3.礼儀正しく振舞うこと

4.14.25ドルの観光税を支払うこと

5.正規のツアーガイドを雇うこと

6.正規の両替所を利用すること

7.有効な国際運転免許証または国内運転免許証の所持、ヘルメット着用、交通標識順守といった交通ルールを守ること

8.正規の交通機関を利用すること

9.正規の宿泊施設に滞在すること

さて、日本人視点から見れば当たり前のような事ばかりなので、わざわざ州政府がこのような事を正式に発表すること自体を不思議に感じると思います。

なのですが、動画を見れば分かる通り、局地的に無法地帯になっているようなエリアが存在しているためです。

また、SNS受けするための無礼な行動も横行しているのが現状と言えるためでしょう。

僕は海外旅行をするようになってから、海外では日本人という事で親切にしてもらえたりすることが多々あります。

それもこれも、先人の日本人旅行者などの行動があってのことなので、僕も海外では日本代表と言ったら大げさかもしれませんが失礼のない行動を意識しています。

海外旅行で心が高揚する気持ちは分からないでもないのですが、節度のある行動を心掛けましょう。

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参照記事「Bali reveals seven banned acts in crackdown on tourists doing the wrong thing

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