Photo by Ed Sloane/World Surf League

現地時間2025年4月26日(オーストラリア)、ビクトリア州ベルズビーチをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)イベント第5戦「Rip Curl Pro Bells Beach」が開催。

イベント5日目となった本日は、メンズのラウンド4残りヒートとクオーターファイナルの2ヒート、そしてウイメンズはクオーターファイナルが行われました。

今回の記事は、2025年リップカールプロベルズビーチのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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2025年リップカールプロベルズビーチのイベントレポート

メンズ

ラウンド4の残り3ヒートからスタートした本日。

本日のラウンド4でトータルハイエストスコア16.53とシングルハイエストスコア8.70をマークしたのはジャック・ロビンソン。

注目の一戦となっていたフィリペ・トレドとのマッチアップです。

シングルハイエストはそこまでスペシャルと言った感じでもなかったのですが、それでもハイスコアが付いてしまうのがジャックロボの強さと言えますね。

クオーターファイナルに進むと、ヒート1では絶好調なイーサン・ユーイングと五十嵐カノアが対戦。

イーサンが好調なのは誰の目から見ても明らかだったので、結果予想となるファンピックではイーサン勝利予想が83%と圧倒的でした。

だったのですが、難しいコンディションの中でカノアの波選びとパフォーマンスがイーサンを上回り予想をひっくり返す結果に。

明日も似たようなコンディションになりそうな予報なので、大一番を制止したカノアの優勝があり得そうな気がしてきました。

ちなみに、カノアのラストライドのエンドセクションでのドリフトを見ると、ドリフトがカノアのシグネチャームーブと言ったイメージが強くなりました。

ヒート2では、エルサルバドルで優勝して好調のジョーディ・スミスがワイルドカードのモーガン・シビリックに破れることに。

昨日記した通り、今イベントの見所の一つと言えるのがモーグの快進撃。

次なるセミファイナルではカノアとモーグのマッチアップとなるので、見逃せないヒートになりますね。

ヒート結果

ウイメンズ

メンズのラウンド4終了後、クオーターファイナルの4ヒートのみ開催となった本日のウイメンズラウンド。

本日のトータルハイエストスコア15.94をマークしたのはイザベラ・ニコルス。

絶好調だったガブリエラ・ブライアンを相手にしたイザベラは、ヒート中盤で8.77をマークし、ラストライドでダメ押しとなる7.17を叩き出して大差での勝利を獲得。

今回の結果により、ガブリエラとケイトリン・シマーズがトップタイになることが決定しました。

本日のシングルハイエストスコア9.40をマークしたのはブリッサ・ヘネシー。

スピードとパワーに関してはメンズに引けを取らないような強烈なライディングでしたが、コメント欄を見ると「スコアが高すぎる」との内容が目立ちます。

ちなみに、今季のブリッサは厳しい結果続きとなっていて、今イベント開催前のランキングはトップ10圏外でした。

でしたが、セミファイナル進出を決めた現時点においてトップ10入りを果たしています。

ヒート結果

リップカールプロベルズビーチ5日目のハイライト動画

今後の波予報

明日27日は波のサイズが4~6フィートで、明後日28日は少しサイズダウン予報という事で、イベント最終日は27日になる可能性が高いです。

なのですが、大きな問題として午前中のハイタイド(満潮)が挙げられます。

本日は午前10時が1.8メートルのハイタイドで、お昼前に潮が引きに向かい始めてからイベントがスタート。

明日27日は午前11時9分のハイタイドが2メートルと潮位が高くなります。

となると、どのようなタイミングでイベントがオンになるのか非常に難しいところですが、残り日数は27日と28日のみなので開催されることは間違いないでしょう。

ちなみに、残りヒート数は8ヒートで、本日開催したヒート数は9ヒートです。

まとめ

日本とオーストラリアのビクトリア州の時差は1時間で、日本の方が1時間遅れています。

ネクストコールとなる現地時間の2025年4月27日午前6時45分は、日本時間では同日19日午前5時45分となります。

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公式サイト「WSL

2025年リップカールプロベルズビーチの過去記事

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