
インドネシアのバリ島のサーフシーズンと言えば、最も有名なのがブキット半島西部のウルワツとパダンパダンでしょう。
ウルワツはコンスタントにサーフ可能なブレイクで、パダンパダンはコンディションが決まる条件が厳しいものの、全ての条件を満たすと極上の波へと姿を変えるので常に注目されています。
上記2つ以外にも、ブキット半島西部には数々のサーフスポットがあり、その一つがビンギン。
今回の動画は、ビンギンで最近撮影されたフリーサーフィン映像をお届けします。
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おそらくビンギンの名前を聞いたことのある方が多いことでしょう。
インドネシアがレフトハンダーの宝庫という事で、ビンギンもレフトでバレルを伴うブレイクとして知られています。
個人的なイメージとしては、コンパクトバレルがブレイクする極上ブレイクではあるものの、ラインナップは常に混雑している感じ。
そんなビンギンで6月6日に撮影されたのが今回の動画。
サーフラインによる当日の波のサイズは3~4フィート(腰~肩)ということでアベレージコンディションといったところ。
それでもなお、バレルを形成しているのでクオリティの高いサーフスポットであることが分かります。
基本的にオーバーヘッドなどある程度までサイズアップすればバレルになるブレイクは多いものの、サイズが小さくてもバレルになるブレイクは少ないので。
ただし、バレルになるという事はほぼ確実に水深が浅くなる棚にヒットして発生しているので、リーフヒットには注意が必要です。
たとえば、ニアスなんかは水深が深いのにバレルになるブレイクとして知られていますが、それでも僕はニアスで海底のリーフにヒットしたことがあるので、あくまでも他と比較して水深が深いという程度ですし。