
幸いなことに、日本でサーフィンしていてもシャークアタックの可能性は極めて低いです。
特に、サメの目撃談があったとしても過去の統計で人を襲う可能性があると言われるホホジロザメ、オオメジロザメ、イタチザメではないケースがほとんどですし。
そのサメ以上の脅威として最近取り上げられているのがワニの存在。
今回の記事は、アメリカのサウスキャロライナ州のビーチでワニが発見された動画とワニの脅威に関するニュースをお届けします。
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ワニと言うと、おそらく一般的には河など淡水を生息地にするというイメージが強いと思います。
なのですが、海水で生息可能な種類も存在し、実際に中米のコスタリカなどサーフイベント中にワニがラインナップに入ってきたことで一時中断になるケースは珍しくありませんでした。
僕もメキシコのサーフエリアのラインナップに繋がる河口で、ワニが潜んでいる様子を目にしたので決して珍しくないのだと容易に想像できましたし。
その時のボートドライバーからは「ワニと一緒にサーフできてラッキーだな」と笑えないジョークを言われました…。
海水で生息可能な種類として最も有名なのはイリエワニ。
ここ最近では、インドネシアのサーフエリアで巨大なイリエワニが目撃されたりとセンセーショナルなニュースをありました。
そして現状として、実はシャークアタックよりもワニによるアタックで命を落とすケースの方が多いと言う統計もあります(サーファー以外の被害者を含めて)。
つまり、実際にはワニによる被害の方が多いのですが、ワニは陸地も移動でき、シャークは海だけと考えると当然と言えますね。
さて、今回の動画は6月16日に撮影されたサウスキャロライナ州のビーチでワニが出没した様子。
アメリカ東海岸はワニに人が襲われたニュースも珍しくないのですが、サーファーとしてはビーチと言う場所での出没はショッキングと言えます。
最後になりますが、英語でワニは「クロコダイル」と「アリゲーター」と使い分けされていて、生息地によって呼び名が変わります。
クロコダイルはアフリカ、アジア、オーストリア、アリゲーターはアメリカや中国の一部とのこと。