
サーフィンは自然がもたらす波に乗るスポーツという事で、波に関して機械的に一律となることはありません。
その一つに含まれるのが地形で、地形は刻一刻と変化を続けるからこそ「二度と同じ波には出会えない」と言うセリフもありますね。
そんなセリフ通りの事が、2年前の南米チリで発生することに。
今回の動画は、2023年のチリで撮影された今後発生することはないであろうパーフェクトウェイブでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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ペルーと同じく、レフトハンダーのポイントブレイクの宝庫として知られるチリ。
そんなチリのメジャーエリアであるピチレムから15キロ南に位置するカウイルにて、思わぬ自然現象が発生したと言う今回のストーリー。
物語は2023年8月のことで、温暖前線の影響でチリ南部では大雨に見舞われ、わずか6日間で雨量は791㎜まで達したとのこと。
その大雨により川では大洪水が発生する事となり、カウイル河口では従来では考えられないほど河口幅が広がり、その地形の変化により8月28日に南西スウェルが入るとパーフェクトウェイブが発生したそうです。
カウイルでこんな波が発生した事はこれまでになく、さらに言えば今後もありえないであろう幻のコンディションだったと言うのでロマンがありますね。
まさに一期一会と言えるカウイルがパーフェクションと化したコンディションをチェックして見て下さい。