
スウェルの入ってくる向きとメインシーズンの季節風の向きにより、ワールドクラスのレフトハンダーの宝庫と言われるインドネシア。
そんなインドネシアなので世界的に有名なブレイクはレフトが多く、ライトは少なくはないものの貴重と言えます。
そのインドネシアにおいてトップレベルで有名なライトハンダーがランスライト。
今回の動画は、今シーズンのランスライトが炸裂したタイミングでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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1991年3月に、オーストラリア人サーファーのランス・ナイトが発見して初サーフしたサーフスポットがランスライト。
HT'sと言う呼び名も有名で、同ブレイク正面に空洞になっている木(Hollow Tree)が目印のようにあった事から名付けられましたが、現在は無くなっているそうです。
サーフ雑誌時代はメンタワイと言うとランスライトの写真が誌面を埋め尽くしていて、いかにもなパーフェクトウェイブの様子が目立ちました。
なのですが、現在のように動画主流時代になると、ランスライトは思っていたよりも癖があるブレイクと感じる方も多いでしょう。
ハンティントンビーチのように一旦波がリフォームした後、岩棚にヒットしてバレルになる様子はなかなかの曲者といった印象を受けますので。
何はともあれ、6月後半に撮影された今回の動画では、XL(エクストララージ)サイズまでジャンプアップしたコンディションだったそうです。
そんなヘビーコンディションながらも混雑している様子を見ると、やはり世界トップレベルのサーフブレイクであるのだと感じさせられます。