
海で行うサーフィンでは、コンテストを除いてジャッジなど存在しないので誰もが安全に楽しむためのサーフエチケットがあります。
ただ、このルールが守られずにトラブルとなる事が多々あり、そんな問題の渦中にあったのがフィリピンのベストサーフデスティネーションとして知られているシャルガオ島クラウド9。
今回の記事は、シャルガオ島クラウド9で行政とローカルサーファーが手を組んで制定したサーフエチケットに関するニュースをお届けします。
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今回の問題となっているのは、有名サーフスポットのクラウド9でのサーフスクール実施について。
世界中のサーフスポットに共通している問題で、どんな有名なサーフスポットであろうがインサイド寄りのショルダーでサーフスクールを行っていることは多々あります。
ただ、インサイドでやられるとアウトから波に乗ってきたサーファーと接触する恐れがありますし、何よりシンプルに前乗りと言うルール違反なんですよね。
その行為を行っているのはサーフィンストラクターであり、ローカルサーファーとインストラクターは友達であるケースが大半なので野放しにされがち。
普通に安全面を考えればメジャースポットでスクールをしなければいい話ですが、僕が以前インストラクターに話を聞くと「友達がいるから」と言われたことが…。
つまり、仕事の合間などに友達と会話できるから、わざわざメインブレイクでスクールすると言う意見がありました。
そんな事は危険と言う当たり前な本質から勃発した今回のクラウド9でのケース。
https://www.instagram.com/p/DL__8mWu3Vq/
本当に当たり前なことをわざわざ言葉にして発令するというのも虚しく感じますが、上記の条例が発令されることになりました。
ちなみに、クラウド9のすぐ近くには完全にビギナー向けの厚めのブレイクがあり、そこでビギナーのスクールを行っています。
にも関わらず、クラウド9に入ってスクールしていたのは非常に謎です…。
誰もがクラウド9でサーフエチケットを順守して、無駄なリスクを排除して純粋にサーフィンを楽しめる環境になることを願っています。
また、この流れが世界中のサーフスポットへと繋がっていけばと心から願わずにはいられません。
https://www.instagram.com/p/DMCKp3nu7N9/