
サーフィンをしていて混雑しているサーフスポットであれば、なかなか波に乗れないことはよくあります。
そんな時に少しでも多くの波をキャッチするために重要となってくるのがポジショニング。
みんなと同じポジションで波待ちしていれば、当然ですが波に乗れるチャンスは減るためです。
今回の動画は、バリ島クラマスでのポジショニングの一例を示したフリーサーフィン映像をお届けします。
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動画タイトルとなっているのは「Sit Deep & Get Tubed (Opening Scene)」。
ディープなポジションで波待ちしてチューブに入ろうと言った意味です。
クラマスのようにリーフブレイクやポイントブレイクであれば、波のピークはほぼ一定であることが多いです。
となると、プライオリティに関してはディープなポジションにいるサーファーとなり、メジャースポットになればなるほどローカルーサーファー優先となりがち。
なので、誰よりもディープなポジションを取るものの、少しインサイド寄りで波待ちすると言うのが今回の動画で示しているアイディア。
僕もインドネシアのニアスでサーフしている時にこのポジションに気付き、かなり有用であると感じました。
このポジションの良い点は、メインピークで待っているサーファーは乗れない波なので、気楽に波に乗れる点にあります。
どうしてこのような事が起きるのかと言うと、波予報を見ても分かる通りスウェルは一定方向だけでなく複数の向きから押し寄せてきます。
プライマリースウェルやセカンダリースウェルとある通りです。
ただ、このポジションを選ぶデメリットとしては、セットが入ると喰らいやすいと言う点が挙げられます。
それでもなお、安全なショルダー寄りで波待ちしてずっと波に乗れないのと比べれば、このポジションを選ぶ方がサーフィンを楽しめると思います。
是非ともリーフブレイクやポイントブレイクでサーフする時に試してみて下さい。