
日本語に直訳すれば「バク宙」と言う意味になるバックフリップ。
エアリアルのバリエーションの一つで、サーフボードを掴みながら後方一回転してしまうという荒業です。
このテクニックをマスターしようと、ウェーブプールで何度なくトライしてメイクするまでの様子をイタロ・フェレイラ「Italo Ferreira」(31歳)がSNSで公開しました。
今回の動画は、イタロ・フェレイラによるバックフリップメイクまでのSNS映像をお届けします。
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バックフリップと言うエアーのバリエーションのヒストリーを辿って見ると、初めてメイクしたのはハワイアンサーファーのフリン・ノヴァック。
ただ、当時はかなり審査基準が厳しく、フリンは何度なくメイクしていたものの、回転が縦ではなく少し斜めになっているなどと正式メイクに認定されるまではかなり厳しかったです。
その後にビッグネームがメイクすると、回転角度が斜めであろうがバックフリップと言われていましたが…。
フリーサーフィンではなく、コンテストシーンでの初メイクはガブリエル・メディナによるもので、ブラジルCTイベントでメイクしてパーフェクト10をスコアしましたね。
さて、そんなヒストリーのあるバックフリップをメイクしようとイタロがチャレンジ。
イタロをもってしても、なかなか簡単にはメイクできないものの、数々のトライの後にはついにバックフリップ成功の時が。
さて、この動画を見ての感想としてウェーブプールがいかに素晴らしいサーフィン成長のブースターの場であるのか実感させられました。
それと同時に、イタロをもってしてもこれだけメイクに苦戦しているものの、16歳ですでにバックフリップをメイクしていたヤゴ・ドラ。
ワールドチャンピオンになって当然だなと改めて感じさせられました。
と言うのも、ヤゴがサーフィンを始めたのは11歳という遅咲きで、5年後にはバックフリップをメイクするほどまでに成長しているので。