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サーフィンの聖地として知られるハワイ。

そんなハワイだからこそ、ハワイ州では2026年度からハワイ高校体育協会(HHSAA)サーフィン競技が開催されることが2025年9月22日に発表されました。

波がないと開催できないサーフィンコンテストだからこそ、実際の開催に関しては不安が付き物になるのですが、非常に興味深い動向ではないでしょうか。

今回の記事は、ハワイ州でサーフィンが高校公式競技として初めて採用されたニュースをお届けします。


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ハワイ州でサーフィンが高校公式競技に!そのニュース概要

HHSAAは昨年7月、ハワイ州知事のジョージ・グリーンが州内学校間リーグに68万5000ドルの資金を提供する法案に署名した事を受け、2026年春の競技日程にサーフィンを追加すると発表していました。

種目については、当初はショートボードのみの予定でしたが、ボディボードとロングボードも含まれることになったと新たに発表。

興味深い点として、サーフィンは個人競技の側面が強いのですが、HHSAAにおいてはチーム競技としての側面が重視されるとのこと。

初となる州大会の日程は2026年5月1~2日で、会場となるのはマウイ島ノースショアのホオキパビーチ。

記者会見には5×ワールドチャンピオンで東京五輪金メダリストのカリッサ・ムーアも登壇

カリッサは今回の発表に付いて、以下のSNS投稿を行っています。

ハワイ州がサーフィンを高校公式競技として認定しました。昨日、州議会議事堂で知事と共にこの歴史的瞬間を祝えたことを大変光栄に思います。

海は私にとって偉大な教師でした。忍耐力、謙虚さ、逆境に耐える力を教えてくれました。荒波の中でも冷静さを保ち、状況変化に対応する解決策を見出す術など。

学校教育がサーフィンを支援するこの動きに、これ以上ない喜びを感じています。これは単なる競技ではなく、成長し、自信を築き、コミュニティを強化するものです。

教育省、HHSAA(ハワイ高校体育協会)、コーチ陣、そしてこの実現に尽力された全ての方々、そしてもちろん、この取り組みを継承していく学生アスリートたちに心からの祝福を送ります。2026年に誕生する初の州チャンピオンと、この取り組みがハワイ諸島全体にもたらす前向きな影響を、今から楽しみにしています。

まとめ

アメリカでコンテストサーフィンと言うと、アマチュアレベルだとNSSAがメインなので、カリッサなどは学校を休んでNSSAイベントに出場していたそうです。

そのために体育が単位不足となり、単位を補うために校庭を走ったりしていたとか。

なのですが、サーフィンが学校教育に認められることになれば、そのようなこともなくなるので、サーファーは学業と競技を両立させやすい環境が生まれると言うわけです。

学生サーファーにとっては諸手を挙げて賛同するニュースだと思いますが、それでも気になるのがイベント開催予定日の波です。

個人的にはウェイブプールの活用が最も現実的に感じてしまいます。

何はともあれ、2026年5月の開催でどのような展開を迎えるのか楽しみにしたいところです。

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