
今なお現役CT(チャンピオンシップツアー)サーファーに引けを取らないレジェンドサーファーのケリー・スレーター「Kelly Slater」(53歳)。
そのケリーが、南カリフォルニアを代表するサーフスポットの一つとして知られるサンクレメンテのローワーズ(ローワー・トレッスルズ)に登場。
今回の動画は、ケリー・スレーターによるハリケーンスウェルがヒットしたローワーズでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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ケリー・スレーターとは
言わずと知れた11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター。
初めてのワールドタイトルは20歳であった1992年、ラストとなったワールドタイトルは39歳であった2011年。
いずれもメンズのワールドチャンピオンにおいて、最年少と最年長の記録となっています。
ちなみに、最年少記録に関してはガブリエル・メディナが20歳と並んでいますが、数か月単位で計算するとケリーの方が若くなります。
53歳の現在はワールドツアーを引退したものの、今シーズンであればパイプラインとローワーズのCTイベントにワイルドカード出場。
パイプラインでは5位という結果を残しています。
撮影地となったローワーズと撮影日のコンディション
ローワーズは2021~2025年までの間、ワールドチャンピオンを決定する1日限定イベントであるWSLファイナルの会場として知られています。
今年はフィジーのクラウドブレイクがWSLファイナル会場となった事から、CTレギュラーシーズンのイベント会場になりました。
さて、そんなワールドクラスのサーフスポットとして知られるローワーズにケリーが登場した今回の動画。
ケリーはカリフォルニア、ハワイ、オーストラリアなど世界中に住居を所有していて、各地のベストシーズンに滞在するという生活を送っています。
そして南半球のウインターシーズンがサーフシーズンになる南カリフォルニアという事で、スウェルがヒットしたタイミングでローワーズに姿を見せるのは自然なことでしょう。
今回は9月終わりにサーファーを賑わせたハリケーン「Narda(ナルダ)」スウェルがヒットした時だそうです。
サーフィンのレベルの高さは当然として、ケリーもクアッドも乗っている様子を見ると、センターフィン無しの時代は近々に迫っているなと感じてしまいます。