
海外サーフトリップなど飛行機を利用する際に最も気になるのが、サーフボードが無事に目的地に辿り着くかどうか。
ここで言う無事とは、ロストバゲッジと言う意味ではなくサーフボードが破損していないかどうかと言う点になります。
と言うのも、頻繁ではないもののサーフボードが折れていて使い物にならないケースがあるためです。
今回の記事は、サーファーにとって最悪なケースとなるサーフボードが使い物にならないレベルに破損したアクシデントに関するニュースをお届けします。
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被害者となったのは、イギリスのウェールズをホームとする若手サーファーのウィレム・ベック(Willem Beck)。
フランスのビアリッツ空港からイギリスのスタンステッド空港へとライアンエアーに乗り帰国した際、サーフボードが見るも無残な姿になっていたとのこと。
ウェーブレングスサーフ誌に寄せられたウィレムのコメントは以下の通り。
車輪の下に挟まれて、しばらく舗装路を引きずられたんだ。
スタッフが事態に気付いた頃には、サーフボードは完全にペチャンコの状態になってた。
ウエットスーツ、衣類、フィン、ドライバッグ、ボードソックスとか、ありとあらゆるものが一つ残らず破れたり、潰れたり、アスファルトまみれになってたんだ。
損害報告書を提出したから、どんな結果になるか見守ってみるよ。
さて、近年プロサーファーがSNSで晒している飛行機利用でのサーフボードの破損は、複数本のサーフボードが折れていたりと、普通に扱っていたらあり得ないほどの損傷を受けているケースがほとんどで、今回も同程度のダメージとなっています。
完全にサーフボードとして使えないレベルの破損は、なかなか日常で起こり得る事がないので、どう扱っているのか不思議でしょうがないのですが…。
なにはともあれ、これだけサーフシーンにおいて大々的に扱われているテーマでありながら、相変わらず似たようなアクシデントが発生し続けているの事は悲しく感じます。
やはり、マイノリティの声は聴いてもらえないのですかね(悲)