
サーファーにとってのディズニーランドなどと称されることもあるほど人気の高いエリアとなっているインドネシアのメンタワイ諸島。
インドネシアはスウェルや風向きなどサーフィンにおいてこれ以上ないほど環境に恵まれていて、そのインドネシアの中でも特に条件が良いのがメンタワイ諸島であるため、シーズン中のボートトリップは前年にはフルブッキングとなっていることも珍しくありません。
今回の動画は、そんなドリームデスティネーションであるメンタワイ諸島での2025年シーズンのハイライト動画をお届けします。
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メンタワイ諸島におけるサーフィンについて
そもそもインドネシアがサーフィンに関して恵まれた環境である最大の要因はスウェルにあります。
インドネシアのインド洋に面したエリアは、アフリカ大陸からオーストラリアへと移動する低気圧がスウェルの発生源。
ローリングフォーティーズと呼ばれる荒れた海域で勢力を強めた低気圧によって発生したスウェルは、何も遮るもののない大海原をグランドスウェルとして移動してインドネシアに到達するためです。
そんなインドネシアにおいて、地形が抜群に良いワールドクラスのサーフスポットが数々点在しているエリアがメンタワイ諸島というわけです。
何事にもメリットとデメリットがあるので、ここからはメンタワイ諸島でのサーフィンにおけるメリットとデメリットを挙げていきます。
メンタワイ諸島サーフィンのメリット
何と言ってもバラエティ豊かでクオリティの高い波がブレイクするサーフスポットが揃っている点。
全てが上級者向けと言うわけではなく、初心者やキッズ向けのブレイクもあるので、誰もがサーフィンを楽しむことが可能です。
メンタワイ諸島が小さな島々から成っているという事で、島のどこかしらはオフショアが吹いている点も大きなメリットの一つでしょう。
つまり、サーフィンする上でパーフェクトな環境が整っている点が最大のメリットと言えます。
メンタワイ諸島サーフィンのデメリット
まずはアクセスが容易ではない点。
パダン料理で知られる西スマトラ州の最大都市パダンまで飛び、そこから船に乗ったりと移動時間はかなり必要となります。
それだけ僻地にあるという事に付随するのが、サーフィン中に大怪我を負っても病院までのアクセスに時間が掛かると言う点。
高級サーフリゾートであれば医師がいるケースもあるようですが、それでもしっかりとした処置を受けるには病院に行かなければならないので、その点はハードコアと言えます。
サーフィンに付き物のリーフカットなどで縫う必要があるほど深い傷の場合、医療用ホッチキスで止めてしまうシーンなんかも動画で見るので、そんな場所であると言う認識は必要です。
メンタワイのユニークな点として、2016年からサーフィン税が掛けられるようになり、現在のサーフィン税は15日以内滞在で2,000Kルピア(約2万円)。
最後に、バリ島のようなナイトライフを期待できる環境ではないので、人によってはデメリットに感じるケースもあり得るでしょう。
2025年メンタワイ諸島サーフィンのハイライト動画
今回のシーズンハイライト動画を公開したのは高級サーフリゾート「Kandui Villas」。
値段をチェックすると、来シーズンとなる2026年のピークシーズンとなる7月の10泊のパッケージ料金は4,000~12,000ドル(61.8~185万円)の設定。
最安値となる4千ドルはサーファーではない宿泊客が対象なので、サーファーで最安値は5千ドル(約77万円)です。
パッケージという事で、3食やサーフスポットへのボート送迎なども含まれているのですが、それでも1日に付き8万円弱という事で高級と自ら言うだけあるリゾートです。
ただし、動画を見るとこれだけのサーフ資源があるのだからと納得してしまうほどワールドクラスの波の連続となっています。
















