
2025年12月13日に開催されたナザレチャレンジ。
世界最大サイズの波がブレイクする事で知られるポルトガルのナザレで開催されたトウイン(Tow-in:ジェットスキーに牽引してもらい波に乗るスタイル)でのビッグウェイブイベントです。
同イベントの終了後、イベント出場者のローラ・クレーン「Laura Crane」(30歳)が再びナザレのラインナップへと戻り、モンスターウェイブをキャッチすることに。
今回の記事は、ローラ・クレーンのナザレでのライディングがギネス世界記録更新の可能性があると言うニュースをお届けします。
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今シーズンのナザレチャレンジは、停電や濃霧の影響からスタートが遅れ、2ラウンド開催予定が1ラウンド開催のみで時間不足になり終了となりました。
そのため、通常よりも体力が温存されていたのが功を奏したのかもしれません。
イベントが1ラウンド終了で終わりの決断を下してすぐ、ローラはトウインパートナーと共にフリーサーフィンへと向かうことに。
時刻は夕方という事でチャンスはわずかと言うタイミングにして、ローラがキャッチすることになった波が今回のモンスターウェイブ。
実際のライディング映像は以下となります。
これまでのウイメンズのトウインでのビッグウェイブのギネス世界記録は、マヤ・ガベイラが2020年2月に乗った73.5フィート。
ただし、この記録に関してはかなり物議を醸す結果となりました。
ビッグウェイブのトウインにおいて、自らのパドルパワーで波に乗るのではないので、極端な話として素人であっても乗る事だけは可能。
まぁ、波に乗る事だけはできたとしても、その直後に死ぬほど巻かれることになりますが…。
すると誰であろうとギネス記録更新の可能性があるという事で、トウインビッグウェイブの記録に関しては波を乗り切る事が暗黙のルールとなっていました。
なのですがマヤのライディングは波に捕まったにも関わらず、ギネス記録認定となることに。
ギネス記録は、基本的に各分野の団体トップが記録認定を請け負うことになっていて、ビッグウェイブに関してはこれまでWSL(ワールドサーフリーグ)が担当していました。
マヤの記録が認定されたのはWSL時代の事で、近年になってWSLはコンテストサーフィンのライブ中継にフォーカスしたいとの意向によりギネス記録認定からは退きました。
そして今回の記録更新かもしれないと言うローラのライディングという事で、どのように転ぶのかは注目が集まります。
ちなみに、これまでにも多くのライディングがギネス記録更新の可能性があると騒がれたものの、記録更新には至らなかったケースの方が多いです。
そのためどうなるのかは全く予測不能ですが、結果を楽しみにしたいところです。
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