
サーフボードにおいて重要な役割を果たしているフィン。
近年では5フィンボックスが主流であることから、どのようなフィンセッティングで海に入れば良いのか悩むこともあるかと思います。
そこで各フィンセッティングのメカニズムを知っておけば、そんな悩みはすぐに解決となります。
今回の動画は、各フィンの役割やフィンセッティングによる乗り味の違いなどを解説してくれる映像をお届けします。
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センターフィンとサイドフィンの役割
センターフィン
直進する際の安定性をもたらし、テールの横滑りを防ぐ役割を担っています。
この役割により、スピードを前方に集中させることができ、ターンする時はピボット(回転軸)としても機能します。
サイドフィン
サイドフィンは揚力を生み出して、レールを波の面に押し付ける役割(レールエンゲージメント)を果たします。
これにより、波を滑走する際のスピードとグリップ力が向上します。
フィンセッティングの特徴
シングルフィン
・サイドフィンがないため、サーファー自身がレールを波に押し込むテクニックが必要。
・長いレールを持つロングボードに適しています。
ツインフィン
・2枚のサイドフィンのみで、センターフィンがないため安定性は低いものの、とてもスケートライクなフリーかつルースな乗り味を楽しめます。
・波のサイズが小さい時、普段とは異なる遊び心のあるサーフィンをしたい時に適しています。
スラスター(3枚)
・2枚のサイドフィンと1枚のセンターフィンの組み合わせ。
・安定性、スピード、コントロールのバランスが最も良く、サイモン・アンダーソンがCTイベントに持ち込んだ80年代から主流となっている最も一般的なセッティングです。
クアッド(4枚)
・左右に2枚ずつのサイドフィン。
・レールへの食いつきが非常に強く、圧倒的な加速力と直進スピードを生み出します。
・パイプラインのような、速くて大きなチューブ波を駆け抜ける際に好んで使われます。
5フィンボックスの活用
多くのボードには5つのフィンボックスがありますが、5枚すべてを付けるのではなく、その日の波のコンディションに合わせて「ツイン」、「スラスター」。「クアッド」を使い分けるための選択肢として用意されています。
まとめ
上記の内容がほぼほぼ正しいのですが、少しだけ補足として5フィンで使用する場合もあり、最も有名なのはケリー・スレーターがCTイベントでも使用したナブスター。
基本的なフィンセッティングはクアッドですが、スタビライザーやトレイラーフィンと呼ばれる小型のセンターフィンを使っていました。
また、コンテストシーンにおいて主流はスラスターなのですが、CTイベントでもビッグバレルであればクアッドと言うサーファーは徐々に増えています。
例外として、フィリペ・トレドはローワーズでのWSLファイナルではクアッドに乗ってワールドタイトルを獲得しているので、これまでの常識が変わり始めてる時代とも言えますね。
フレキシブルな発想で、フィンセッティングを変えていくのも面白いかと思います。
















