via Clay Marzo’s Instagram
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天才的サーファーでありながら、高機能自閉症のアスペルガー症候群を患っていることから、コンテストといった人前に出ることのないマウイ島出身のクレイ・マルゾ「Clay Marzo」(27歳)。

しかし、今年8月にバリ島で開催されたビッグウェイブイベント「リップカールカップ」にサプライズ出場。慣れしたしんだバリ島のイベントだから出場できたという同イベントにて、ファイナリストになったのは記憶に新しいですね。

バリ島パダンパダンで開催された2016年リップカールカップのハイライト動画

今回の記事は、精神的にも肉体的にも良好な方向に向かっているクレイ・マルゾが、横領の被害にあったとのニュースが報じられたので内容についてお届けします。


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横領を行っていたのは、クレイの会社「CMarzo Inc.」で簿記を担当していたフェリシダ・リヴェラ(51歳)。クレイの母親、ジル・マルゾ・クラークによると、フェリシダはマルゾ家にとって家族のような存在だったとのこと。

フェリシダが不正を行っていたのは2010年~2015年。ジルが不正に気付いたのは、自分のクレジットカードで身に覚えのないブランドバッグの請求が2015年に行われていたためと言います。

フェリシダはおよそ6年間で、クレジットカードの不正利用額が7.5万ドル、クレイとジルの口座から33万ドル以上となる小切手を振り出して着服していたそうです。

合計で40万ドル(約4,166万円)以上を着服された事で、クレイは自宅と預金を失い、さらには3万ドルの借金を抱えることになったと言います。

今回の件を受けてインタビューを受けたジルは、以下のように応えています。

あの子(クレイ)に話したの。私たちは多額のお金を盗まれたし、借金まで背負わされる事になったって。普通なら怒り心頭で声を荒げたりするけど、あの子の反応は違かったわ。

私を見てこう言ったの。「彼女(フェリシダ)にはお金が必要だったに違いないよ」って。

親しい間柄の人間による犯行だからこそ、精神的なダメージも大きな今回の事件。フェリシダ本人はホノルルの裁判所で無実を訴えていて、保釈金は5万ドルとの事です。

参照記事:「Woman indicted for allegedly stealing money from surfer

クレイ・マルゾの最近の過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。

クレイ・マルゾがインドネシアのジャワ島やバリ島をアイランドホッピング

クレイ・マルゾが西オーストラリアでスラブセッション@2016年

クレイ・マルゾのフリーサーフ@西オーストラリアから考えるブローテールとレイバックの違い

ホーム/マウイ島(ハワイ)でのフリーサーフ動画@2015:クレイ・マルゾ

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