Photo: Da Hui

メインシーズンの中でも最もビッグスウェルの期待度が高い1月のオアフ島ノースショア。

そのベストマンスにパイプライン/バックドアを舞台に開催されるのがダ・フイによるバックドアシュートアウト。

今回の記事は、今年もベストコンディションに恵まれて幕を閉じた2019年バックドアシュートアウトに関するニュースをお届けします。


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昨年から参加するようになったチームジャパン。そのメンバーである松岡慧斗がパーフェクトスコア(12点満点)を叩き出したのはすでにお届けした通りです。

バックドアシュートアウトは個人部門とチーム部門に別れ、個人部門では一人のサーファーのトップ3スコアのトータルで結果が決まります。

先に個人部門トップ5の結果を記すと以下の通り。

1. タイラー・ニュートン:31.83(11.5 10.5 9.83)
2. ジェイミー・オブライエン:29.5(10.17 9.83 9.5)
3. 松岡慧斗:28.84(12 8.67 8.17)
4. 中村昭太:28.66(10.5 9.33 8.83)
5. ブルース・アイアンズ:28(9.67 9.5 8.83)

個人的には松岡慧斗の個人優勝を期待していたので少し残念でしたが、パイプスぺシャリストが集まるイベントで昨年に続いて3位という成績は圧巻です。

また、チームジャパンから中村昭太も4位という成績を残したのは日本人としては誇らしいどころではなく、日本人プロもパイプで魅せることができると証明してくれた結果ではないでしょうか。

ちなみに、チーム部門ではタイラー・ニュートン、ブルース・アイアンズ、ジョシュア&セス・モニーツのウィードマップス(Weedmaps)が制する結果となっています。

名前からして怪しいウィードマップスとは以下の通り。

さて、同イベントで大注目となった松岡のパーフェクトライドに関してはすでに今季WOTW(Wave of The Winter)獲得との声が多数挙がるほどとなっていて、プロサーファーやWOTWジャッジなどのコメントは以下の通り。

シェーン・ドリアン

ケイトの波は最高。ドロップはサイズがあってエグかったし、ずっとギリギリのラインにいたよね。バレルが巻き上がってくると分厚くなってくるから、とんでもなく技術面が求められる。特にバックサイドだと尚更だし、スピッツも強烈だったね。

パンチョ・サリヴァン

ケイトはよく乗り切ったよ。ハイスピードでの集中力にポジショニング。ここ数年におけるパイプラインの1stリーフではトップレベルのベストウェイブであることは当然だね。今年のWOTWのレベルを上げたし、ケイトにとっても一生忘れられない波のはず。

ジェリー・ロペス

今季のパイプラインは信じられないような波を送り続けてくれてるね。ヒーリー、カム、そしてケイトの鳥肌もののドロップからのヤバいピット。ワオ!

ジェイミー・オブライエン

100%WOTW獲得

ジョエル・チューダー

あのライディングに勝るのは容易じゃないね。

カイオ・イベリ

WOTWを獲ったね。数年前のタヒチのコードレッドみたいな波だよ。

ディエゴ・サントス

ここ数シーズンの中でも今のところベストウェイブだね。

リアム・マクナマラ

WOTW間違いなし。

マーク・ヒーリー

WOTW獲得。

ジョニー・ボーイ・ゴメス

これこそがバックサイドバレル。スティープかつディープで。

コメントを見ると分かる通り、世界中のサーファーを沸かせるほどのライディングを見せることになった松岡の珠玉の一本。

最後に、松岡のパーフェクトライドやバックドアシュートアウトでのライディング動画をチェックして見て下さい。

松岡慧斗

タイラー・ニュートン

ブルース・アイアンズ

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