2012年、鳴り物入りでワールドツアー入りを果たしたコロヘ・アンディーノ「Kolohe Andino」(20歳)。しかし、周囲の期待とは裏腹に、なかなか成績を残せずに苦しんでいました。しかし、2014年シーズンのブラジルでのイベントから生まれ変わったかのよう、コンスタントに好成績を残すように。

今回の動画は、そんなコロヘが今シーズンの戦略を話す映像となります。以前は、ジムでのトレーニングなどに力を入れていたというコロヘ。しかし、今シーズンからはガラッとスタイルを変え、とにかく海に入ってサーフィンしたり、コンテストに参加したりといった実践トレーニングに変更。

その成果として、2015年シーズン初のQSイベント「シュー・シティ・プロ(Shoe City Pro)」、そして先日のハーレー・オーストラリアン・オープン(Hurley Australian Open)で優勝を果たしました。

この実践スタイルに切り替える以前は、オーバーワークとも言えるほどのトレーニングに励んでいたそうですが、決して結果は伴わず。好きなサーフィンを仕事にしていながら、エキサイトできなくなったそうです。

大きな変化となったのは、2014年シーズンのブラジルでのWCTイベントで2位となった時。それまではコンテスト結果にこだわり、あまりにシリアスに取り組みすぎていたので、もう少し気楽に取り組もうとメンタルを切り替えると、成績に直結したとのこと。そして、そういったアプローチの方が、自分には合っていると気付いたそうです。

サーフィンの世界で最高峰舞台のワールドツアー。その舞台には、世界トップレベルのサーファーが集結するので、プレッシャーといったメンタルが大きな勝敗要素となるのかと思います。以前にジョンジョンも、自分のコンテスト結果は90%がメンタルに左右されると話していたので。

実力があるのは当然の上、メンタルでの強さも求められるコンテストサーフィン。プロのアスリートとして、コンテスト結果が生活にも直結するので、様々なプレッシャーが掛かる中で、勝たなければならない厳しい世界ですね。

コロヘの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

NEFFチームライダーのサーフ映像シリーズ1:コロヘ・アンディーノ


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