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27日からスタートし、現在進行形で開催されているゴールドコーストのスナッパーロックスを舞台とする2024年CS(チャレンジャーシリーズ)初戦「Bonsoy Gold Coast Pro」。

同イベントにて話題の一つであったのがケリー・スレーター「Kelly Slater」(52歳)が出場するのか否かであり、波予報ではスモールコンディションだったので出場しないかもしれないと思っていたのですが登場しました。

今回の動画は、ゴールドコーストプロでケリー・スレーターが出場したヒートの映像をお届けします。


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ケリーはCSイベントのヒートに加え、スペシャルヒートにも出場したので実に2ヒートをこなすことになり、ファンを楽しませてくれました。

まず出場したヒートはイベント期間初日となる27日に開催された「World Champ’s Super Heat」。

27日は初日と言う事で、シード順位が低いサーファーから出場となるのでケリーは出番はなかったものの、スペシャルヒートに参戦となりました。

ワールドチャンプと言う言葉が入っているので、かつてCTイベント開催中に行われていたヘリテージヒートに近い印象を受けます。

出場したのは5名で、ケリーに加えて、マーク・オクルーポ、ミック・ファニング、ジョエル・パーキンソン、ステファニー・ギルモア。

ゴールドコーストというエリアだけでこれだけワールドチャンプが揃うのも凄いですが、まだ現役のケリーとステフも出場したのは興味深いですね。

翌28日になると、CSイベントのケリーのヒートが開催される事に。

対戦相手は、マイケル・ダンフィー、オスカー・ベリー、ジョージ・ピター。

ケリーは今イベントに出場するのはコンテスト結果を求めてではなく「just for fun」と言っていたので、実験的なボードを使用していました。

オーストラリアのレジェンドシェイパーと言えるグレッグ・ウェバーによるツインフィンで、センターにはスタビライザーが付いていました。

また、ライディング中の様子を見るとボードの長さが非常に短いように見えた点も、ハイスコアのためのサーフィンではない点が窺えました。

過去にもケリーはCTイベントで短いボードにトライしていたものの、レールラインが短いとスプレーといった見栄えも落ちたせいか結果も伴わず、長さを戻していたりしたので。

何はともあれ今回の結果は振るわなかったものの、クラウドブレイクやチョープーと言ったケリーが得意なビッグバレルでのCTイベントは、否が応でも結果を期待してしまいます。