沖合にサメが現れたら情報を伝達する「クレバー・ブイ」

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オーストラリアにおいて、生活の一部となっている海。私がオーストラリアで海沿いの田舎町に暮らしている時、早朝からサーフィンに出ると、ビーチには老若男女問わず、10名以上のグループが朝早くから海で泳いでいました。日本でのラジオ体操みたいな感じですかね。

また、オーストラリアにおいて、海は大きな観光資源ですね。グレートバリアリーフの広がるケアンズや、サーファーズパラダイスと名付けられたゴールドコーストのビーチなど、海でのアクティビティを求めて訪れる観光客も大勢います。

しかし、そんなオーストラリアで問題となっているのは、被害者の数が年々増加傾向にあるシャークアタック。シャークネットを設置するものの、被害の拡大を食い止められていないのが現状です。

WA(ウエスタンオーストラリア)州では、遊泳者の安全を考え、苦渋の策としてサメの捕殺を進めようとしたものの、反対派の意見に押されて、何も手を出せない状態に追い詰められました。

そこで、SMS(Shark Mitigation Systems)とオーストラリア第二位の通信会社「オプタス(Optus)」が手を組み、新たな対策に乗り出しました。それが、クレバー・ブイと呼ばれる沖合に浮かぶ新たなるハイテクのブイ。オーストラリア沿岸では、シャークアタック対策としてシャークネットが使われていますが、同ネットに代わる存在にしようと考えているそうです。

クレバー・ブイの特徴は、水中音波探知機が内蔵されているので、サメが現れると衛星へとシグナルが発せられ、その後、近辺のビーチにいるライフガードに警報が届きます。

同探知機によるサメの見分け方としては、目の位置関係などで判断する顔認識システムに似たアルゴリズムが使用されると言います。サメの場合、体型と泳ぎ方に特徴があるということで、その二点から判断するアルゴリズムになっているそうです。

これまでは、個人向けのシャークアタック防止グッズなどが多かったのですが、今回のよう、エリア単位での防止を狙った対策は、非常に嬉しいですね。大きな成果を上げてくれることを期待したいです。

ちなみに、SMSからは以前、下記リンク先のようなシャークアタック防止の個人向け商品が販売されていると記事にしています。興味のある方は、チェックしてみてください。

サメに気付かれにくくなるウエットスーツ&サーフボードステッカー


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