tombstone surfing terms

どんな分野にも存在する専門用語。精通した分野の専門用語であればすんなりと理解できるものの、馴染みのない分野であれば意味不明なものも多いですよね。

サーフィンも同様で、初心者サーファーであればきょとんする事も珍しくありません。特に、英語となれば予測することも難しい専門用語が多いのではないでしょうか。

今回の記事は、サーフィン用語として使われている「Tombstone」という単語の意味と、実際にどのような状態の時に使用されるのかを示した映像をお届けします。


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サーフィンはアメリカやオーストラリアが先行しているスポーツなので、用語などは基本的に英語発信の世界となっています。

今回お届けする専門用語も英単語なので、日本人のベテランサーファーであっても知らない方も多いのではないでしょうか。

さて、前述したようにピックアップした英単語は「Tombstone(トゥームストーン)」。日本語では「墓石」という意味。では、サーフィン用語としてはどのような意味なのか?

波に巻かれたサーファーが波のパワーで海中深くへと沈められた際、サーフボードと足を繋ぐリーシュコードが思いっきり引っ張られることで、サーフボードが墓石のよう、海面で縦に向いてしまう状態

サーフボードが普段ではあり得ない縦向きになるということは、相当深く沈んでいることが分かります。また、浮力のあるサーフボードは浮く力が発生しているのにサーファーが沈んだままなので、波のパワーが強いことも分かります。

今回の動画は、北カリフォルニアのビッグウェイブスポット「マーヴェリックス」でのデレク・ダンフィーの映像。デレク本人は、この動画に対して以下のコメントを寄せています。

トゥームストーンを知らないサーファーには良い例になった映像だね。波に巻かれてる時は、岸に流されてるんじゃなくて、海中深くに押し込まれてるって感じてた。

でも、必死に泳いで海面に浮上しようとせず、リラックスしてたんだ。ラッキーな事に、怪我をせずに済んだよ。

最後に、「Tombstone」は動詞として「Tombstoning」とも呼ばれています。できれば、トゥームストーンのような巻かれ方はしたくないですね・・・。