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Photo: BBC

現地時間6月6日(イギリス)、イングランドのデボン南部にてシャークアタックが発生しました。

被害者はサーファーで、これまでイングランド海域で発生したシャークアタックの中で、サーファーが犠牲者となったのは初めてとのこと。予めお伝えしておくと、被害状況については命に別状はありません。

今回の記事は、イングランドで発生したシャークアタックに関する内容をお届けします。


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被害者となったのは教師のリッチ・トムソン(30歳)。リッチがデボン南部のバンタム沿岸でサーフィンしていると、3フィート(約1メートル)ほどのサメがリッチの足に噛みついていたと言います。

振り返ってみると、小さなサメが僕の太腿辺りで体をくねくねさせてたんだ。そこで、サメの頭を殴ったら、泳いで逃げていったよ。僕の手は(サメの肌で)切れちゃったけど。

シャークアタック発生時、幸いにして冬用の厚みがあるウエットスーツを着ていたおかげで、大怪我には至らなかったリッチ。

怪我の状況は、噛みつかれた足は3インチ(約7.5センチ)ほどの痣で済んだものの、追い払うためにサメの頭部を殴った手は出血したのこと。

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Photo: BBC

リッチを襲ったと見られるサメは、スムーズハウンド(Smooth Hound)と呼ばれるドチザメ科の一種と推測されています。

専門家によると、イギリスの海では多種多様なサメが生息していて、これまでにも頻繁に目撃談が寄せられているものの、サーファーが噛みつかれるといった被害は初耳だそうです。

最後に、今回のシャークアタックがトラウマになってもおかしくないはずですが、被害者のリッチは以下のコメントを残しています。

シャークアタックがあったからって、僕が海に入るのを止めることはできない。誰だってそうじゃないのかな。僕の場合、たまたまタイミングの悪い時間帯にタイミングの悪い場所にいたってだけ。

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参照記事:「Shark 'bites surfer' at Bantham in Devon