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イタロ・フェレイラ Photo: WSL LAURENT MASUREL

現地時間2017年10月12日(フランス)、フランスのホセゴーを舞台にしたメンズCT第9戦「クイックシルバー・プロ・フランス(Quiksilver Pro France)」がスタート。

長らくのレイデイを経て、ついに開催となった本日のイベント初日はラウンド1~ラウンド2ヒート8まで終了となりました。

今回の記事は、クイックシルバープロフランス初日となった本日のイベントレポート、今後の波予報、動画などをお届けします。


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イベントレポート

スウェルを待った甲斐があり、6~8フィートにオフショアというエピックコンディションでの開催となったメンズイベント初日。

タイトルレースに目を向けると、ランキングトップのジョーディ・スミスと2位のジョンジョン・フローレンスは順当にラウンドアップ。

ジョンジョンのヒートでは、イタロ・フェレイラがファーストウェイブでとんでもないエアリバースのフルローテーションをメイクして9.50をマークしたものの、イタロはバックアップスコアを出す事ができず、僅差でジョンジョンがラウンドアップ。

ちなみに、イタロの9.50ポイントが本日のシングルハイエストスコアとなりました。

*イタロ・フェレイラの9.50@ラウンド1

ラウンド2に進むと、ヒート1ではCTランク3位のジュリアン・ウィルソンが登場。ワールドタイトル獲得に向け、誰よりも早く現地入りしていたというジュリアンですが、ラウンド1はまさかの3位敗退。

そして迎えた敗者復活戦のラウンド2では、ローカルワイルドカード出場のマーク・ラコマレに敗退と言う番狂わせが。これで事実上のタイトルレースは、ジョーディとジョンジョンに絞られたといっても過言ではないでしょう。

*ジュリアンとマークのR2ヒートダイジェスト動画
https://youtu.be/MvT1vb_l2nI

本日の番狂わせとしては、今シーズンのメンズツアーイベントで唯一2勝を挙げているフィリペ・トレドもラウンド2でミゲル・プポに破れる結果に。実はあばら骨を痛めていたというフィリペ。

怪我の程度は酷くないものの、捻ったりする動作では激痛を伴うということで、フィリペらしいサーフィンを見せることができずに今イベントからは姿を消すこととなりました。

最後に、本日のトータルハイエストスコア18.00をマークしたのはローカルスターのジョアン・ドゥル。ローカルCTサーファーの活躍にはギャラリーが盛り上がり、ヒート終了時にジョアンが海から上がると多くのファンが駆け付けていました。

*ジョアン・ドゥルのヒートダイジェスト動画@ラウンド1
https://youtu.be/NbBc9F9HDtY

ハイライト動画

本日のヒート結果と今後のヒート表

波予報

13日(金曜)も12日同様のコンディションが見込まれていて、午前の予想サイズはフェイスで4~7フィート。

午後になると若干サイズダウンすると予想されていますが、おそらくメンズのラウンド3まで終了させることでしょう。

まとめ

日本とフランスの時差は7時間で、日本の方が7時間進んでいます。現地時間の午前7時半にイベントスタートの場合、日本時間では午後14時半となります。

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公式サイト「Quiksilver Pro France

2017年クイックシルバープロ@フランスの過去記事