これまで紹介してきましたNo.22までが、2013年度のツアーサーファーで残留を果たしたメンバーとなります。No.23からは、WQSを回りツアー入りを果たしたサーファー、または前年にツアーサーファーとしてのランキングでは残留できなかったもののWQSの結果で残留を決めたサーファーとなります。
オーストラリア出身のアダム・メリング(27歳)。アダムは2013年度はツアーランク23位と後一歩のところでツアー落ちしたものの、WQSの結果で残留を果たしたサーファーです。
初のツアー入りは2010年のことで、ツアーイベントでの優勝経験はないものの、2009年に開催されたプライムイベントのオニール・コールドウォーター・クラシック・スコットランド、そして、2011年に開催された6スターイベントのオニール・コールドウォーター・クラシック・ニュージーランドで優勝を飾っています。
最近のエアーを得意とする派手なサーファーと異なり、パワーサーフィンを武器にするので地味な印象もあるかと思います。事実、ツアーイベントの優勝がないので、ダークホース的なイメージがありますが、2011年のトリプルクラウンでは、ハレイワのコンテストで2位、サンセットのコンテストで3位という成績を残し、トリプルクラウンで総合3位をマークしています。
つまり、スポットライトにはあまり当たっていませんが、確実に実力のあるサーファーです。まだまだ27歳で、最近のプロサーファーの年齢を考えれば伸びしろが十分にありますので、これからのスキルアップが楽しみなところです。
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