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Photo: WSL / Poullenot

現地時間2023年3月12日(ポルトガル)、ペニシェのスーパーチューボスをメイン会場としたCT(チャンピオンシップツアー)第3戦「MEO Rip Curl Pro Portugal」が開催。

イベント2日目となった本日は、メンズのみの開催となってラウンド2~3ヒート14まで終了しました。

今回の記事は、リップカールポルトガルのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

誰もが思い描いていたスーパーチューボスと言うよりも、あまりにもハード過ぎるコンディションで幕開けとなった本日。

敗者復活戦のラウンド2では、ワイルドカード以外のCTサーファーとしてはコロヘ・アンディーノとイズキール・ラウが敗退することに。

ラウンド2ヒート4では、カラム・ロブソンが今シーズン初となるパーフェクト10をマークするパフォーマンスも見せました。

テイクオフの段階からヤバいポジションでドロップを決め、ビッグバレルを抜けてくるまでの様は圧巻でした。

ラウンド2終了後はタイドの関係もあってオンホールドとなり、しばらくしてからラウンド3がオーバーラッピングヒートで再開。

あまりにワイルドコンディションと言う事で、本日は波乱続きの展開となることに。

ヒート順に言えば、まずはヒート4で今季の台風の目と言えるチャンビーニョこと、ジョアン・チアンカがケリー・スレーターを撃破。

コンディションがハードになればなるほどケリーは凄みを増すのですが、今回はアベレージでチャンビーニョが勝る結果に。

シングルハイエストはケリーがスコアしたのですが、ケリーはバックアップスコアが3.50と低く敗退となりました。

続くヒート5では、ワールドチャンプのフィリペ・トレドがワイルドカードのジョアン・ドゥルーに敗退。

ただ、このヒートはフランス南西部のヘビーバレルに揉まれて育ったジョアンとビッグバレルを苦手とするフィリペの対戦なので、妥当な結果とも言えます。

ヒート8では、昨シーズンにWSLファイナル出場を果たした五十嵐カノアがサミュエル・プポに敗退。

カノアの敗退はケリーと似ていて、シングルハイエストでエクセレントレンジをマークしながらも、バックアップスコアを揃えられなかったためです。

本日最大の番狂わせと言えたのは、ヒート12でジョンジョン・フローレンスを破った和井田理央。

同ヒートは正直言って波が厳しいコンディションとなり、ジョンジョンも和井田も単発マニューバ系の波に乗るのがメインだったのでロースコアヒートでした。

そのためクローズヒートとなっていて、和井田が残り10分を切ったところでグッドウェイブをキャッチして逆転することに。

波選びの点で優れた和井田が勝利を引き寄せる結果となりました。

ヒート結果

ハイライト動画

波予報

今後のスウェル予報としては、13日は波のサイズはあるもののオンショアが少し強まるので、レイデイ(Layday:イベントのオフ日)になる可能性が高いとのこと。

14日は1日を通してサイズダウンの予報で、午前はフェイスで8~12フィート、午後は6~10フィートで開催の確率が高いそうです。

14日に開催されれば、サイズ的におそらくメンズラウンドからのスタートになると思います。

まとめ

日本とポルトガルの時差は9時間で、日本の方が9時間進んでいます。

ネクストコールとなる現地時間の3月13日午前6時50分は、日本時間の3月13日午後3時50分となります。

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公式サイト「MEO Rip Curl Pro Portugal

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