オーストラリア出身のミッチ・クルーズ(23歳)。2014年から初ツアー入りでありながら、ミック・ファニングやジョエル・パーキンソンを輩出したゴールドコースト出身であるため、大きな期待が寄せられるルーキーです。ハイレベルなエリアで育ったため、やはりジュニア時代には数々の優勝を飾り、将来を嘱望されていました。

ツアー入りを決めた昨年のWQSは、日本の志田下(千葉県)で開催された4スターイベントのクイックシルバー・オープン・ジャパンでの優勝からスタート。本人によると、イベントに応じて目標を定めているようで、クイックシルバー・オープン・ジャパンでの目標はずばり優勝だったそうなので、目標達成という幸先の良いスタートですね。その後は、優勝こそないものの、安定した成績を残し、数少ないツアー入りの切符を手に入れました。

がむしゃらだったジュニア時代とは異なり、今ではヒートを仕事に見立て、一年を大きなコンテストとして捉えているとの事で、目先の成績に左右されないタフなコンテストサーファーだと思います。そのため、ワールドツアーにもすぐに順応して、本来の実力を発揮してくれるのかが楽しみです。


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