現地時間4月10日、2014年度ASPワールドツアー第二戦ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロのメンズのラウンド4~5が開催されました。会場のマーガレット・リバーは、公式サイトによる波のサイズは2~4フィート。

本日も順当な展開となりましたが、サプライズがありました。それは、コンテスト会場のピーク移転。マーガレットリバーには、波質の異なるピークがいくつかあり、これまでは決まってメイン・ブレイクと呼ばれるピークで開催されていました。

しかし、ラウンド5からはザ・ボックスで開催されるという初の試みが実施となりました。ザ・ボックスの波質はスラブ(slabとは分厚いものなどといった意味)と呼ばれ、海底のほとんどの水が隆起し、水量の多い分厚いリップとなってブレイクするタイプ。使われ方はかなり曖昧なので、通常のバレルでもスラブと呼ばれたりしますが・・・。

ザ・ボックスでのヒートになると、派手なワイプアウトが続出しました。基本的に、この波で出来る事は、テイクオフからのバレル、メイク後はショルダーがないのでキックアウト(プルアウト)のみ。となると、ハイスコアを出すには、いかに奥の奥から波に乗る、もしくはスーパーレイトなテイクオフでディープバレルをメイクしなければならないので、トッププロでさえもリスクを取り過ぎ、テイクオフできずにリップから降ったりと見応えのある展開となりました。

となるのと、この手の波が得意で経験のあるサーファーが強く、はっきりとスコアにも現れる結果となりました。結果については、下記公式サイトのリンクを参照して見て下さい。

2014年度ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロの結果


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