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サリー・フィッツギボンズ Photo: Aaron Hughes/World Surf League

現地時間2022年4月12日(オーストラリア)、ビクトリア州ベルズビーチを舞台にしたCT第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」が開催。

イベント2日目となった本日は、メンズのラウンド1残りヒートとラウンド2、ウイメンズのラウンド1~2まで終了しました。

今回の記事は、リップカールプロベルズビーチのイベントレポート、本日の結果、ハイライト動画、今後の波予報といったイベント情報に関するニュースをお届けします。


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イベントレポート

本日はバックアップ会場のウィンキポップで開催となり、メンズのラウンド1残りヒートから始まり、男女のラウンドを交互に開催してラウンド2まで終了しました。

メンズ

モーガン・シビリック Photo: Aaron Hughes/World Surf League

本日はラウンド2まで開催したということで、最大の焦点となったのはミッドシーズンカットの対象圏内に入っているビッグネームの結果。

という事で、ラウンド2送りとなり後がない展開となっていたのは、ルーキーイヤーであった昨シーズンはファイナル5入りを果たしながら、今季は現CTランク31位のモーガン・シビリック。

ラウンド2ヒート2に出場したモーガンの対戦相手は、セス・モニーツとミック・ファニング。

ヒート序盤、モーガンがプライオリティ1番手でセスが2番手の時、波が入ったので軽くパドルしたものの、その波をスルーすることにしたモーガン。

そして少しアウト寄りにいたセスが波に乗る動作を取ったものの、後方を確認しなかったモーガンはセスがいることに気付かず邪魔する格好となってしまうことに。

当然セスはジャッジにインフェアをアピールしましたし、見ていてインターフェアだと思いましたが、なぜかインターフェアのコールはされず。

結果的にその後、7ポイント台を2本揃えたモーガンはラウンド2を1位通過して、なんとかツアー残留の希望を繋ぐことになりました。

ラウンド2でイベント敗退となったサーファーは、ワイルドカード出場のタリー・ワイリー、セス・モニーツ、コナー・コフィン、マシュー・マギリヴリーの4名となります。

本日の結果

今後のヒート表

ウイメンズ

コートニー・コンローグ Photo: Ed Sloane/World Surf League

メンズ同様、ウイメンズもミッドシーズンカットが気になる時期であり、ラウンド2送りとなっていたビッグネームはサリー・フィッツギボンズとコートニー・コンローグ。

信じられないことに、サリーは今季フル参戦しているCTサーファーの中で最下位となるCTランク17位、コートニーはサリーに次ぐCTランク16位とかなり厳しい状況。

そんな中、ラウンド2ヒート1に出場したサリーは、このラウンドでは安定した強さで7ポイント台を2本揃え、大差を付けての1位通過を決めました。

非常に危なっかしい展開となったのはヒート2に出場したコートニーで、対戦相手はルアナ・シルヴァとベティルー・サクラ・ジョンソンのルーキー2人。

このヒートはスコア的に3人ともに大接戦となり、結果を見れば、1位と3位のスコア差でさえもわずか0.4ポイント差。

そんな中、1位はルアナに軍配が上がったものの、コートニーは2位に滑り込みラウンド3進出を決めました。

ラウンド2でイベント敗退となったサーファーは、モリー・ピクラムとベティルー・サクラ・ジョンソンの2名となります。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

公式波予報サイトのサーフラインの予報が更新されていなかったのでMSWをチェックして見ると、13日は相変わらずオンショアが吹く予報ですが午後にかけて波はサイズアップ。

14日になると、前夜にピークに達したスウェルがフェイスで5~8フィート残り、風向きはオフショアに変わる見込みです。

その後もコンディションが良さそうな予報はあるので、ラウンド2まで終えたという事で後はコンディションの良い日をピックアップしていくと思います。

まとめ

現在の日本とビクトリア州の時差は1時間のみで、ビクトリア州が1時間進んでいます。

現地時間の午前7時のファーストコールは、日本時間では午前6時となります。

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公式サイト「WSL

2022年リップカールプロベルズビーチの過去記事