ヤバすぎるほどの波で、過去に例のない写真を収めようというテーマで行われたプロジェクト。内容としては、2人のサーファー(世界トップクラスのビッグウェイブサーファーとオールラウンドサーファーが一名ずつ)をとんでもなく危険なサーフスポットに送り込み、同じ波に乗ってもらい、後方のサーファーが前方のサーファーを撮影するというもの。
スケーターが、後方からスケートボードに乗って前方のスケーターを撮影するスタイルと同じですね。ただ、今回のプロジェクトの場合、確実に後方のサーファーは波に巻かれる運命にありますが・・・。
同プロジェクトの舞台となったのは、オーストラリアWA(西オーストラリア)州にあるザ・ライト。ビッグウェイブサーフィンにおいては近年、パドルインでのサーフィンが一般的となっていますが、ジェットスキーによるトウイン(牽引)サーフではないと乗れない波です。
今回の場合、後方のサーファーはカメラを持っていて、トウインがベストとなるので最適な場所と言えますね。また、二人のサーファーが同じバレルに入れるほど、バレルが大きいというのもグッドという事です。
チャレンジャーとして選ばれたのは、ザ・ライトでのサーフ経験があるビッグウェイブサーファーのマーク・マシューズ、オールラウンドサーファーはワールドツアーサーファーのタジ・バロウとなりました。そして、ワイプアウトを避けられない後方から撮影するのは、当然、ヘビーウォーターに慣れているマークの担当です。
動画を見てもらえれば分かると思いますが、凄まじい視点からの写真を残すことに成功しています。ちなみに、マークはこのワイプアウト後、無事に海面へと浮上してきたのですが、顔には深い切り傷を負い、鼓膜は破れていたそうです・・・。
今回の動画のフルドキュメント版は、下記リンク先から参照して見て下さい。
タジ・バロウ&マーク・マシューズによる命がけ撮影フルドキュメント
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